今回私が受ける化学療法の前半は、dose-denseEC療法というものです。
1回の療法で、以下の点滴を入れます。
1.ホスアプレピタント(吐き気止め)
2.パロノセトロン(吐き気止め)
デキサート(ステロイド剤。過剰反応や吐き気止め)
3.エピルビシン(抗がん剤)
4.エンドキサン(抗がん剤)
この点滴を入れた24時間以降にジーラスタという白血球を増やす注射をしてもらいにいきます。
さらに吐き気止めとしてメトクロプラミドという錠剤を処方してくれました。
事前の説明ではデカドロンというステロイド剤が処方されるとのことだったのですが、ステロイド剤は免疫が下がるらしく、これを飲むときは抗菌薬をいっぱい一緒に飲まないといけないとかで、真菌に感染しやすくなるリスクをとるよりもメトクロプラミドの方がいいのではないかと先生は考えているとのことでした。
(真菌に感染すると、化学治療を中断しないといけなくなるそうです)
なんだか山ほど吐き気止めを処方されるみたいだけど、一体どんだけ吐き気がすごい抗がん剤なんだろう、とドキドキです。
ちなみにやたらと吐き気止めが出てくるので、弟に違いを聞きました。
すると、
「国としては保険財政鑑みてやたらと使ってほしくはないので、吐き気の頻度が少ない治療にはデカドロンしか認めてない。対策しないと吐き気がかなり生じるものにはちょっとずつ追加していく。どこかでケチらんと、今は高い薬は100万こえるのもけっこうあるから、すぐ億いっちゃうからねえ。」
と、的を得ない答えが返ってきました。
我が家は毎月目が出るような高い健康保険料払ってますけど。
なんなら今まで支払った保険料で無料で治療受けてもお釣りが何十万と返ってくるぐらい払ってますけど。
なんだかこれを聞いてものすごい腹が立ってきました。
・・・がんによくないよね、きっと、こういうストレス
もし血液検査をして問題なければ、これを2週間おきに、4回おこないます。