どう話そうか、と保険のこと | 乳がん闘病記

乳がん闘病記

2023年12月、乳がんと診断されました。
備忘録を兼ねて、治療の経緯や治療する中で思ったことなど書き記そうと思います。

さて、検査と結果を聞くまで、ここまで誰にも言わず一人でおこなってきました。

ですが、癌の治療となるともちろんお金がかかるのでもう長いこと仕事をしておらず、貯金もそんなに残っていない私一人ではとてもまかないきれる額ではありません。

子供も中学生になるし、制服買ったり諸々お金がかかる。

想定外の高額出費(予定)に「どうしよう」「どうしよう」という思いばかりがグルグルと頭の中を巡っていました。

とはいえ、自分一人でなんとかなるものでもないので身内にきちんと話さないといけません。

 

ちょうど(?)結果を聞いた日、だんなは出張に行っていたので帰ってからしか伝えられない。

ひとまずおいといて、母に先に電話で話しました。

母は、「そうかぁー、あんたもなったかぁー」ときっと遠いところを見てるんだろな、という声でつぶやいていました。

きっと母もショックだったんだと思います。

遺伝性のがんではないって結果が出てるのに、結局親子でなっちゃったんだもんね。

そして、私がひどく落ち込んでいるのではないかと思ったのか、慰めてくれました。

「もっと早く相談してくれたらよかったのに」

とも言ってくれましたが、まあ、お母さんにいらん心配かけたくないしね。

 

そして次の日、出張から帰ってきただんなにも乳がんが見つかったことを話しました。

「ちょっといろんな意味で迷惑かけることになるから、、、ごめん。」

と言うと、

「謝らんでええがな。がんばっていこうね。」

と言ってくれました。

 

なんだか、私も気持ちがスッキリ。

 

 

話変わりますが、私、がん保険に入っていませんでした。

母の乳がんが遺伝性のものではないというところも

「まあまだいいか」と思っていた要因の一つですが、遺伝性であろうとなかろうと身内に一人でも癌になった人がいればがん保険に入っておいた方がよさそうです。