こんにちは。
日毎に寒さがつのり、秋もいよいよ深まってきました今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私たち和歌山大学硬式野球部は、先日秋季リーグ戦が終わり、73期生の4回生方が引退され新チームとしての活動が始まりました!5位という結果で幕を閉じた秋季リーグ戦の悔しさを晴らすため、春に向けてそれぞれ自分自身の課題と向き合い、走り込みや体づくりに励んでいます。
さて、私たちは10/20(日)に和歌山ビッグホエールで開催された、大相撲和歌山場所秋巡業でボランティアをさせていただきました。
また、前日の19日は会場設営のお手伝いをさせていただきました。
19日の前日準備ではフロアシートを引き、のぼりやお土産コーナーの設置を行うなど、各々仕事に励みました!
土俵の組み立てという貴重な経験もさせていただきました。
土俵の組み立てはかなりの力仕事ではありますが、ここは日々鍛えている野球部員の力の見せどころ!本来なら丸1日かかる組み立てが、半日ほどで完成しました!
滅多にできない体験に、みんな目を輝かせて張り切っていました!
9時からの開場にあわせて入口の列には多くのお客様の姿がありました。主な仕事は、お客様のチケットのもぎり、座布団の配布やお席へのご案内でした。
お客様とお話させていただく中で、「春も応援してるよ!」「頑張ってね!」など沢山の温かい言葉をいただき、『和歌山に勝利で恩返しをしたい』という気持ちがより一層強くなりました。
お昼からは、力士たちによる取組が始まりました。
私たちも観戦させていただき、間近で見る相撲の迫力に驚きました。大相撲の決まり手は、技が82種、勝負結果(非技)が5種類と種類が多く、とても興味深かったです。
終了後は、片付けを行いました。取組に使用された土俵、フロアシートの撤去、お客様の忘れ物確認などを行いました。
土俵の撤去では砂を崩して、土台を抜いて、という力作業を繰り返し、あっという間に立派な土俵がなくなってしまいました。
こうして大相撲和歌山場所秋巡業のボランティアが終了しました。
県内唯一の国立大学の野球部として和歌山県のたくさんの方々に多くのご支援を賜っています。
そんな皆様に「勝利」という結果はもちろん、ボランティア活動でも恩返しができるようこれからも取り組んでまいります。
また、今回のボランティア活動を通して多くのことを学ばせていただきました。例えば、与えられた役割を全うし、自ら率先して動くこと。和歌山大学硬式野球部で共通認識として大事にしている言葉、『頼まれごとは試されごと』。これは依頼されたことは、ただ頼まれているのではなく私たちの行動を試されていると捉え、相手の期待を超えるよう努力するという意味です。2日間のボランティア活動を通じて、和歌山大学硬式野球部の目的である「人間形成」にも繋がっているのではないかと感じます。この2日間を経て、改めて、私たちは地域の方々に支えられ、応援されていることに気付きました。応援していただけることへのありがたさを忘れることなく、そして更に応援していただけるチームをめざし、取り組んでまいります。和歌山県内での繋がりを大切に、応援してくださる"誰かのために"これからも真摯に野球に向き合います。
最後になりましたが、平素より和歌山大学硬式野球部へのご支援、ご声援ありがとうございます。
新チームでも日本一という目標に向けて部員一同邁進してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
和歌山大学硬式野球部
マネージャー 掛江菜月