こんにちは(^^)
爽やかな風が心地よく感じられ、秋の気配もいよいよ濃くなってきましたね。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
この度、和歌山大学硬式野球部は、令和5年度近畿学生野球連盟I部秋季リーグ戦にて優勝し、第21回大阪市長杯争奪関西地区大学野球選手権大会兼第54回明治神宮野球大会関西地区第1・2代表決定戦(以下「大阪市長杯」と称する)への出場が決定いたしました。
5年ぶり2度目となる秋季リーグ戦での優勝、そして大阪市長杯への出場が決定し、大変嬉しく思います。また、3学年連続リーグ優勝という形で新たな歴史を繋げることができ、一安心しています。
3季ぶり5度目のリーグ優勝及び大阪市長杯への出場権を勝ち取ることができたのは、連盟関係者の皆様を初め、大学関係者・保護者・OBOG・いつも応援してくださる皆様がご尽力して下さったからこそです。この場を借りて感謝申し上げます。
振り返ると、現チームは、偉大なる71期生が昨年度の秋季リーグ戦で惜敗し、「優勝」への道の険しさを痛感するところから始まりました。
新チーム始動から、なかなか思うように進まず葛藤した日々でした。その一方で、朝も夜も練習漬けの毎日で、春への想いが伝わってきました。
そして、昨秋の先輩方の雪辱までもを果たすべく迎えた春。新チームが始まってからのOP戦では、ほぼ負けなし。自信を持って迎えたリーグ戦でしたが、結果は6勝6敗の第3位。
70期、71期の代で全国の壁の高さを間近で感じていたからこそ、全国の舞台にさえ立てなかった自分たちの無力さを実感しました。
そして何よりも、3年連続の全日本大学野球選手権大会への出場を逃してしまったこと、受け継いできたバトンを繋げなかったことを深く悔やむリーグ戦に終わりました。
それから、猛暑の中での日々の練習や遠征を経て、約4ヶ月。『日本一』というたった一つの目標を叶えるべく、不安や葛藤に討ち勝ち、”覚悟”を持って挑んだ秋季リーグ戦。
1.2.3節と順調に勝ち点を積み重ね、迎えた第4節の大阪公立大学戦。和大野球部は「挑戦者」という立場で、2季連続の王者に立ち向かいました。
1戦目は2-7で敗戦、2戦目はサヨナラ勝ち。両校のプライドがぶつかり合う中、迎えた3戦目。結果は和大野球部の勝利。
優勝は確定していませんでしたが、これまでの日々の努力が報われた結果を目にして部員一同、喜びに溢れました。
そして、第5節の途中でしたが、他大学の対戦成績により『優勝』が確定。前回の優勝から約1年半。再び近畿学生野球連盟の王者へと返り咲き、たくさんの「想い」で溢れました。球場へ足を運んで応援してくださった皆様や遠い場所から速報を確認して応援してくださった皆様への”想い”、日頃から選手やスタッフを支援してくださる大学関係者様や保護者様への”想い”、そして、地元「和歌山」への”想い”。
本当にたくさんの支えがあったからこその優勝であると実感したと共に、『誰かの為に』というスローガンを体現できたのではないかと思います。
これから、大阪市長杯に向けての約1ヶ月。これまでと変わらず日々努力し、さらに強くなった和大野球部をお見せできるよう練習に励んで参ります。そして、『日本一』という変わらぬ目標を掲げて、大阪市長杯でも戦い抜く所存ですので、これからもご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします。
尚、大阪市長杯は11月2日(木)から、ほっともっとフィールド神戸にて行われます。※トーナメント及び試合日程の詳細は公表され次第、X(旧Twitter)及びInstagram、ホームページにて掲載を予定しています。
選手・スタッフ一同、皆様への感謝を力に新たな歴史を刻めるよう邁進して参ります。
今後ともご支援とご声援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
和歌山大学硬式野球部
副務 溝口ひなの