令和5年度 近畿学生野球連盟Ⅰ部 春季リーグ戦
第2節1回戦vs奈良学園大学 戦評
全員野球で見事勝ち点を獲得した第1節から1週間。宿敵奈良学園大学との一戦、和歌山大学は島(履正社③)、奈良学園大学は植木の両投手で幕を開けた。
2回表に試合は動く。二死から昨秋の首位打者で和大のスピードスター・6番笠木(兵庫県立大学附属③)が右前打で出塁すると、7番岡(和歌山商業④)の打席の初球に盗塁成功。岡も四球で繋ぎ、続くは8番清水(東邦③)。二死1.2塁フルカウントから執念の中安打で二塁走者笠木が生還。奈良学園大学先発の植木から待望の先制点を獲得する。投げては島が走者を出すもバックの熱くて厚い守りと要所をしめる投球で奈良学園大学に本塁を踏ませない。
再び試合が動いたのは7回表。9番の松田(履正社③)が一死から右前打で出塁すると、二死1塁から黄色い声援を受けた野生児・丸山(熊野③)が左中間を鋭く破る二塁打を放つ。レフトがもたつく間に松田が1塁から生還し、欲しかった追加点を獲得する。8回表には、7番岡の強烈な左越三塁打で3点目。投げては先発の島とリリーフの野村(広島新庄③)が3点のリードをしっかりと守り抜き終わってみれば1安打の完封勝ちを収めることができた。
本日もたくさんの熱いご声援ありがとうございました。苦しく辛抱の続く接戦が続きますが、スタンドからの声援や拍手のおかげで選手は勇気を持って思いきり試合に臨むことができています。必ず三連覇し全国の舞台でリベンジするために、チーム和歌山大学は目の前の一戦一戦を泥臭く必死に闘います。これからも続く激戦も熱い熱いご声援をよろしくお願いいたします。
尚、次戦第2節2回戦vs奈良学園大学は4月9日(日)@大阪シティ信用金庫スタジアムにて、9時00分PB予定です。
#チームの勝利に勝るものはない
3回生 松田遼太