2021年春季Ⅰ部リーグ戦代表決定戦決勝
和歌山大学は瀨古(水口東④)、阪南大学は先発西村で幕を開けた。
1回裏、一死二塁から主将安田(駒大苫小牧④)の意地の一打で幸先よく先制する。
しかし3回表、守備のミスから2点を奪われ逆転される。悪い流れの中、3回裏の攻撃へ。
先頭の白石(佐久長聖④)がこの日2つ目の四球により出塁する。
続く2人が凡退するもそこから相手のエラーと四球により満塁に。続くバッターはチャンスにめっぽう強い小林勇(創志学園④)。
久保田と藪下の魂を背負い打った打球はサードのミスを誘い同点となる。
そして、続くは今回の大会男柏田(和歌山商業③)。カウント2-3からボールを見極め逆転となる四球を奪い取る。
続くチャンスには、リーグ戦初スタメンとなる大城(沖縄尚学④)が2日連続となる死球をもらい追加点を奪った。
3回の逆転以降、先発の小さな巨人瀨古が点を奪われるものの、要所を締める粘りのピッチングを見せ阪南大学にリベンジを果たし、最後は三振で締めゲームセット。そして和歌山大学に歓喜の瞬間が訪れた。
本日はコロナ禍のため無観客での試合でしたが、日頃からスタンドまたはSNSなどの速報を見て応援してくださっている全ての方々の姿がスタンドに映って見えました。この2日間無観客での開催だったからこそ皆さんが普段してくださっている応援がとても私たちの力になったと感じています。本当にありがとうございます。
また、今回緊急事態宣言が発令されている中で代表決定戦を開催してくださった関係各所の皆様誠にありがとうございました。
そして、この代表決定戦の出場を許可してくださった和歌山大学の関係者の皆様のおかげで試合を行うことができ、こうして全日本大学野球選手権大会への出場を決めることができました。改めて感謝申し上げます。
コロナ禍で苦しい日々が続きますが、野球ができる喜びを胸に"心をチームに"一人ひとりができる最大限の力を尽くし、全国の舞台で躍動し、応援してくださる皆様に元気と勇気を与えれるよう頑張ります。
チームの目標である日本一に向けてはスタートラインに立ったばかりです。今まで以上に厳しい戦いになるかと思いますが日本一を目指し精一杯頑張りますので、これからも変わらず応援の程よろしくお願いします。
尚、第70回全日本大学野球選手権大会1回戦vs九州産業大学は大会第2日目の6月8日(火)@明治神宮野球場にて11時30分試合開始予定です。引き続きご声援の程よろしくお願い致します。
"心をチームに"
4回生 副主将 藪下和真