春季リーグ戦第2節2回戦vs大阪工業大学
日本一の為に背水の陣で挑んだこの一戦は、大阪工業大学の先発は宇都、和歌山大学はリーグ戦初出場、初先発の林田(和泉②)で幕を開けた。
1回の裏林田はヒットや失策などで1点を奪われた。尚も死球で、1アウト満塁のピンチになったところで瀨古(水口東②)がマウンドに上がり、このピンチを凌いだ。2回の表和歌山大学の攻撃は2点を取り逆転に成功する。その後、期待の大砲橋本(岡山城東②)のソロホームランで追加点を奪うも、相手捕手末廣にスリーランホームランを浴びる。しかし、5回の表にスピードスター田淵(鳥羽④)が出塁すると、二盗、三盗を決めチャンスを作ると、先程ホームランを放った橋本がタイムリーを放ち、前半を同点で折り返す。
その後は両投手が粘りの投球をみせ今季3度目のタイブレークに入る。先攻の和歌山大学は、またも橋本の執念の内野安打で1点を奪う。その裏瀨古の想いを受け継ぎ、昨日10回を投げ抜いたエース貴志(桐蔭④)がマウンドに上がる。ヒットで1点を取られるも、その後はサヨナラを許さず11回へ望みを繋いだ。
11回の表和歌山大学の攻撃は無得点のまま2アウト2.3塁の場面で代打小林(創志学園②)。どうしても点が欲しいこの場面でセンターの頭上を超えるタイムリースリーベースヒットで2点を奪う。11回の裏の守備では、ヒットで1点を奪われ、尚もワンヒットで同点となる2アウト1.3塁の場面を流石のピッチングでピッチャーゴロに打ち取り、ゲームセット。昨日の悔しさを晴らすべく全員で戦ったこの試合は、7-6で勝利を手にしました。
未だに勝ち点は取れていませんが、今日の勝利で日本一に向けて望みを繋ぐことが出来ました。次の試合で必ず勝ち点を奪う為に、ここでもう一度、スタンドで応援をする人もグラウンドで戦う人も、一人一人が自分の役割を考え、その役割を精一杯果たす事で必ず日本一への道は開けて来ると信じています。
本日もたくさんのご声援をおくっていただきありがとうございました。皆様のご声援のお陰で勝利を手にすることが出来ました。今後もご声援の程宜しくお願い致します。
尚、次戦の第2節3回戦vs大阪工業大学は4月15日(月)南港中央野球場にて10時試合開始予定です。温かいご声援よろしくお願い致します!
3回生 二田幸洋