第4節2回戦
勝てば初のリーグ優勝の可能性を残し、65年ぶりの2位にも大きく近づく大阪市立大学との2回戦。和歌山大学は前節好投した山田(郡山・③)、大阪市立大学は一幡でゲームを開始した。
1回裏大阪市立大学の攻撃、河村のタイムリーヒットで先制点を許す。和歌山大学は2回表、先頭打者の4番眞鍋(高川学園・③)が四球、5番池内(丸亀・③)が死球で出塁し、その後のチャンスにスタメン復帰した7番茶谷(関西大学第一・③)のタイムリーヒットですぐに同点に追いつく。しかし3回裏に満塁のピンチから2点を奪われ、リードを許す。早めに点を返したい和歌山大学は4回表、一死から眞鍋が2塁打で出塁するも後続が倒れ無得点。その裏、無死1、2塁のピンチを招いたところで和歌山大学は山田に代わり、貴志(桐蔭・①)がリーグ戦初めてのマウンドにあがる。一死後 飯田にスクイズを許し、1対4となる。出塁し足を絡めてチャンスを作りたい和歌山大学だったが、5回6回は3者凡退。
次に試合が動いたのは6回裏、大阪市立大学がタイムリーで追加点をあげる。4点差となりこのままずるずるといく訳にはいかない和歌山大学は7回表、四球とヒットでチャンスを作ると相手のミスで1点を返し2対5とする。さらに8回表の攻撃は3番大畑(智弁学園和歌山・②)と4番眞鍋のヒットでチャンスを作る。ここで大阪市立大学は2番手岡野をマウンドに送る。その後すぐに、またしても相手のミスで1点を返し3対5に。
和歌山大学の2番手の貴志は初登板とは思えない堂々としたピッチングで7回8回を3者凡退に打ち取り、味方の反撃を待つ。
2点を追う和歌山大学は9回表、茶谷の2塁打でチャンスを作るも得点をあげられず、そのまま試合終了。対戦成績は1勝1敗となり、第3戦(14日、大工大G)での勝ち点を狙うこととなった。
本日もたくさんの方々が神戸まで応援に駆けつけてくださり、ありがとうございました。次節もご声援よろしくお願い致します。今後もチーム一丸となり、残り3試合で2位を目指したいと思います。
次の試合は5月9日(月)大阪の南港中央野球場にて、神戸大学と9時15分試合開始予定です。
2回生 小倉良仁