足し算(+)と引き算(−)の教え方 〜知的障害のある息子へ〜 | wu-rinのブログ

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息子には知的障害がある。
小学生から今まで、国語は平仮名や片仮名も乗り越え、漢字の読み書きや読解までできるようになったし、算数も数列表を毎日読ませて100まで数えられるようになった。今の壁は足し算•引き算。足し算は一度理解したのだけど、引き算を教える際に混乱してしまい、また振り出しに戻った状態。
なかなか息子に合った足し算•引き算の教え方が思いつかないでいた。

⦿足し算(+)→増える、増やす、加える
⦿引き算(−)→減る、減らす、なくなる、取る

この2つの記号は読めるものの、違いがよくわからないようだ。

数列表を使ってみたり、実際お菓子などを用意して数えさせたりもしてみた。でも、なかなか本人の中にストンっと落ちるものがなかったようで、今回試してみたものが息子には合っていたようだ。
それが磁石板。

公文の先生にお願いして、わざと一枚に足し算と引き算を混合してやらせてもらっている(私の手書きぺこ)。計算を沢山こなすのが目的ではなく、+と−の切り替えを早くできるようになって欲しいからである。
そして、余白部分に
『+ ふやす』
『− とる(へる)』
と息子が一番分かりやすい言葉をチョイスして目で見てわかるように書いておいてあげる。

『10−1』ならまず磁石板に10コ準備させ(自分で)、計算を声に出して読ませる。
『じゅうひくいち』

ひく()は余白部分に書いた
『+ ふやす』
『− とる(へる)』
どちらなのか選ぶ。

ひく()なので→『 とる(へる)』
じゃあ次にそれを行動でやってみる。
10コから1コ『とる(へる)
答えは…『9』

足し算も同じように何度もやっているうちに、一人でできるようにまでなった。
そして、出来たらオーバーなくらいに褒めてあげる(笑)
もう少しこのやり方を続けてみようと思うかお🌟