先週に引き続き、今週も更新を忘れたうっかり者ことヤツメです。

今回はヤツメウナギの飼い方について書こうと思います。
 

というのも、実際にヤツメウナギを飼っていた人というのは、ネットでもほとんど見かけません。
あらゆる文献(ヤ○ー知恵袋)にあたり、5か月間ほどヤツメウナギを飼育していたので、一経験談として書き留めておこうと思います。

日本に生息するヤツメウナギは基本的に水質に敏感らしく、できるだけ大きい水槽で飼うのが好ましいようです。
水は汚れやすいため、週に1~2度、1/2を目安に換えます。
淡水性のため、カルキ抜きした水道水でよいですが、pHに気を付ける必要があるかもしれません。

また、エアレーションは行っておいた方がいいでしょう。
飼育条件によってはかなり激しく泳ぎ回り、脱走を試みるため、蓋とネットは必須です。
 


水換え時、蓋が開いたことを察知して脱走を試みるヤツメウナギ
 

私が飼っていたのは「カワヤツメ」でした。
この種は変態後、餌をとらないとされています。
したがって、給餌は行わず、ただ水を換え続ければよいのです。


なお、できるだけ長く生かしたいのであれば、代謝を落とすため、できるだけ低温で飼う必要があります。
実際、私は冷蔵庫内(4℃)で飼育し、給餌なしで5か月間飼うことができました。
要は、ヤツメウナギを飼うというのは、「育てる」のではなく「生かす」ことに近いわけです。

みなさま、よいヤツメライフを。


来週の執筆担当はエイミさんです。