人は人生でたくさんの間違いをする。
そして間違いをしてはいけないと思い込んでいる。
だからこそ間違いをしたくないという理由で、
間違いをした自分を責めたり、間違いを恐れて慎重になりすぎたり、
正しいと証明するために焦って結果を求めようとする。
でも、間違いがない人生ってどうなのだろう。
きっとつまらないのではないのだろうか。
何回も練習して解ける問題と、簡単すぎてすぐ解けてしまう問題、
どちらの方が得られるものが多いのだろうか。
答えは前者の方だろう。
人生においても、すぐに正解にたどりついてしまうよりも、
間違いや試行錯誤を繰り返しながら成長していった方が、
たくさんの経験や思い出、苦労したからこその達成感を味わえるのだろうと思う。
というか、間違いがあるからこそ正解が分かるのだと思う。
正解しかない人生なのであれば、正解という概念すらない。
間違いがあるからこそ、自分には何が正解なのかが分かるし、見つけられる。
正解しかない場合、その正解のありがたみも分からないし、
正解の幸せも味わえない。
全てはコントラストである。