動画の中ではコーチ達が実際試打してみた感想やどのようなプレイヤーに合っているかを説明しました。
次に動画の中で伝えていない、ラクシアシリーズのストリングの構造や技術についてブログで補足していきます。
海島構造モノフィラメント×マルチフィラメント
まずは動画の中で話している「海島」とはどういう事か。
ストリングの中心に硬さ太さの違う芯があり周りに細い繊維が巻き付いているのがモノフィラメント。
(モノフィラメント、マルチフィラメントがわからない人はこの記事をご覧ください→「シンセティックストリングについて知っていますか」)
そのモノフィラメントの中でもゴーセン独自のテクノロジーで中心の芯が数本になっているのが海島構造です。
糸の断面を見てみると海に浮かぶ島のようになっていることからそう呼ばれています。
その海島構造モノフィラメントの周りにマルチフィラメントが合わさっているのがこのラクシアシリーズです。
LuXair ラクシアの意味
Luxury × Air
ワンランク上の飛びがプレイを楽に、楽しくする。
ひと時のプレイ時間を満ち足りた、ぜいたくな時間に変える。
そんな思いを込めて。
楽 (ラク) × ラグジュアリー×AIR (エア/ 反発性)×アシスト(反発性補助)
LuXairAssisT
楽 (ラク) × ラグジュアリー×AIR (エア/ 反発性)×バイト(喰いつき感)
LuXairBiTe
(ゴーセン公式ホームページより引用)
LFSコーティング
通常はストリングの一番外側にストリング同士の滑りを良くしたり、摩擦による熱からストリングの消耗を防ぐためにコーティング剤が塗られています。
そのコーティング剤がラクシアシリーズでは
Low Friction Silicon(低摩擦シリコン樹脂)コーティング、略してLFSコーティングとなっています。
このコーティングのおかげでインパクト時の摩擦を軽減する効果があります。
また、動画でも言及していますがストリング同士の滑りを良くし衝撃を分散させることで柔らかい打球感と嫌な振動が無くなっています。
そして、摩擦を少なくすることで熱で表面が溶けることを防ぎ、ストリングの耐久性も向上しています。
ラクシアアシスト
ここからラクシアシリーズそれぞれの特徴について話していきます。
まずはラクシアアシスト
(ゴーセン公式ホームページから引用)
ストリングの断面を見ていただけるとわかりやすいのですが、海島構造の芯の部分が3本になっています。
それによりストリン自体が柔らかすぎることがなく、高い反発性を生み出しています。
その外側にはマルチフィラメントとコーティングにより適度な喰いつき感と柔らかさがあります。
ラクシアバイト
次にラクシアバイトについてです。
(ゴーセン公式ホームページから引用)
バイトの方はストリングの断面を見ると海島構造の芯の部分が19本と多いです。
そのおかげで通常のマルチフィラメントに近い、高い喰いつき感と柔らかさを実現しています。
しかし、完全なマルチフィラメントではなく海島構造の芯がしっかりあるので反発性とスピン性をアップさせています。
詳しいラクシアシリーズの特徴についてはゴーセン公式ホームページをご覧ください。
ゴーセンの新作ストリング2種類をご紹介いたしました。
上記のラクシアシリーズの特徴を見てもらうとそれぞれ違った性能を目指して作ったことがわかります。
実際に打ってみた感想もそれぞれが違った良さがありました。
高い反発性と適度な喰いつき感のラクシアアシスト
高い喰いつき感と適切な反発性のラクシアバイト
是非今回のキャンペーン中に両方試していただき、やりたいプレーや好みによって使っていただけると嬉しいです。
最後にゴーセンの新作ストリング張り替えキャンペーンの詳細をお知らせします。
分からない点やオススメについては各コーチにどんどん質問してください。
よろしくお願いいたします。
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