今回は一冊の文庫本を紹介致します。
「不登校でも大丈夫」
著 末富 晶
岩波ジュニア.新書
この本は知人であるエッセイストの末富 晶さんが自身の体験記を元に書かれた一冊です。
この本は、彼女の小3から中3まで不登校の体験を元に、その当時から現在に至るまでを記した体験記です。
学校教育という枠組みの中、型にハマった自分を演じなくてはいけない事に、とても違和感を覚え、自分の心の在処がなくなってしまう、そんな不安を覚え、不登校を選んだとのことです。(自分なりにかなり要約しました)小学生ながらにして…です。
決していじめや人間関係のトラブルがあったわけではありません。
仮に自分の子供が不登校になったら?
学校に行かせないとその後、社会に馴染めるのであろうか?
人間関係を構築できるのであろうか? 勉強は大丈夫なのか?
周りの人になんて言われるのか、、、
不安を挙げたらキリがないと思います。
彼女の場合はご家族のご理解もあったようですが、自身の中の葛藤や世間からの目や言葉、、色々な悩みや苦悩はあったはずです。
けれど、それもまた彼女の人生、人それぞれに悩みや苦悩があり、そんな中で光を見つけ出し、そこに向かって行く。そこはなんら変わりのないことなのかなって思います。
そして、自分自身で選んだ選択なら悔いはない、、、
そして、何事も過ぎてしまえばそんなことあったなぁ位の話で、、、彼女自身もそういえば不登校だったなぁ、、、と、今は思うようです。
自分の人生
自分を生きること
周りにどう思われようとも
恐れず進めば、またその先に必ず道が開ける、、、
だから
大丈夫
そう勇気付けられる一冊でした。
彼女の言葉の使い方、物の例え方、言い回しはとてもセンスが良く、素敵です。
不登校関連の方はもちろん、自分の生き方、自分の在り方、、、これで良いのかな?、、、そう思う所がある方には是非一度手に取って読んで頂きたい一冊です。
ここで彼女のブログの紹介文を貼り付けておきます。この紹介文だけでも、素敵な言葉が綴られています。
もし宜しければ↓
大変長い紹介となってしまいましたが、最後までお付き合い頂き、感謝致します。
みさと接骨院
練馬区上石神井1-16-6 1-B
0339290801