2024/04/09  3月の焼酎 | 虚弱爺の俗物的日録

虚弱爺の俗物的日録

「一身にして二生を経(ふ)る」の二生目を生きるにあたって、サンデー毎日の日常を記録したい。なるがままに。

今日は湾岸低気圧の影響で嵐です。暇なので3月の焼酎を振り返ってみます。2本でした。

●FLAVOR DEN-EN…鹿児島県/田苑酒造/大麦・大麦麹/白麹/25度
     ラベルには「まるでバナナのような甘い香りと味わいは、チョコと一緒にロックでどうぞ」と。ワイン酵母を使って減圧蒸留しているようです。以前に初めて呑んだ時にはバナナの香りというよりも確かにフルーティな強い香りは感じましたが、今回はあまり感じませんでした。味覚は微妙です。でも減圧蒸留なのでスッキリ系です。

●尾鈴山 山翡翠…宮崎県/尾鈴山蒸留所/米/米麹/25度
水にこだわって人里離れた尾鈴山中に蔵を作ったそうです。深く重い味わいです。なんて書きましたが、当たらずとも遠からず。(笑)


味覚は20歳前後にほぼ完成するそうなので、食の修行に入るのは中学出てすぐまたは高校出てすぐがいいんでしょう。でないと味覚や嗅覚などの感覚が育たないようです。小さいころに満足にいいものを食べたことがない輩に、食の蘊蓄を傾ける資格はありません。野坂昭如は「家に料理人をおいている家庭で育たなければ味など分からない」と言っていました。でもそう言っては身も蓋もありません。あ~だこ~だと御託並べるのが楽しい!