先週は30度近く気温あったのにな...


突然気温が下がったと思ったら、あっという間に寒くなり、何と昨日の最低気温は3℃!


日中の最高気温も15℃程度。


今日も変わらず寒いし、10月にしては気温が低過ぎると思うし、秋と呼ぶには寒過ぎると思う。


本当、急に気候が変わり過ぎだと思います。


セルビアやルーマニアでは、もう積雪だそうで...10月になったばっかりなのに!


まだ衣替えが出来ていないので、半袖と重ね着&腹巻き&革ジャンで対応していたのだけど


あまりの寒さに革ジャンでは耐えられず、数日前から薄手のダウンジャケットを着ています。


というのも、気温の急降下に引っ張られるように、寝ている間に体温も急降下してしまって


平熱は36℃台なのにもかかわらず、起きて布団に包まった状態で34℃台だったから。


自分の体質だし、気をつけていたのだけど、あまりにも急で気温差が大き過ぎたのか、忙しなさで余裕がなくてちょっと油断していたのか、体温が下がり過ぎてしまいました。


反省。


今日・明日とちょっと余裕が出来たので、長袖の洋服を出すぞ!




それはそうと...そんな感じで寒さに凍えつつ、この前は嬉しい再会がありました!


日本にいた時に「オペラ声」としてサポートしてたブラックメタル系バンドの小編成版が、ヨーロッパツアー中だったのだけど


「今回のツアー日程にブダペストは入ってないから残念だな〜」なんて思ってたら


「わたこ、今ブダペスト?ブダペストでライブすることが急遽決まって、今ブダペスト着いたんやけど!ライブは今夜!」


って連絡をくれたので...行って来ました!


アッティラもお客さんとして来てて、久しぶりにアッティにも会えました。



ライブ前に撮影したこの集合写真、バンドの公式Instagramアカウントにも投稿してくれてて、めちゃくちゃ嬉しい。


2024年6月にも小編成でライブしに来てくれて、今年も来てくれて!


今回もお客さんとして行ったはずなのに、お客さんでもあり、スタッフみたいな、それでいてメンバーみたいな気持ちでライブを楽しみました。


みんなと一緒にライブ前にご飯食べて、お話しして、たくさん笑って、ライブ見て、ライブ終わりにブダペストの街を一緒に歩いて...とっても幸せな夜でした。


今度は大編成版でもライブしに来て欲しいなぁなんて思ったし


なんなら彼等とまた一緒に歌いたいなぁと心の底から思いました。





彼等のパフォーマンスは本当にかっこいいし、魅せ方も素晴らしいし、尊敬してる、大好きな人たち。


何より、アッティもそうだけど、デスボイスは技術そのものなんだと毎回勉強になる。


去年、アッティが「喉の使い方。オペラと同じだよ。喉が痛くなるのは違う」って言ってたけど、本当にそう思う。


唸ってるんじゃなくて、叫んでるんじゃなくて、喉の使い方。


実際、歌声にはノイズと共に艶があるし、喋り声が自然でとっても綺麗。


今回もサウンドチェックから見させてもらって、幸せ時間でした。


私も、彼等も、お互いにそれぞれのやり方で音楽をしていて、それは15年以上お互いに変わってなくて


それでいてちゃんと交わっていて、こうやって今も繋がってるのが本当に嬉しい。


そして、私が初めてライブでサポートした&アッティがゲストアーティストとして共演した15年前


ライブ前に楽屋で初めて会った時から、アッティがあまりにも愛すべき可愛いおっちゃん過ぎて


すごいおっちゃん、すごいアーティストって事も忘れちゃう。


初対面がパフォーマンス中の「すごいアーティスト」っていう顔だったら印象が違ったのかな...。


今回もライブ後にベロンベロンに酔っ払いながら「俺のライブ?今度やるよ〜」って言ってて


バンドメンバーも「わたこ、予定空いてるなら行ってきーや。俺ら、行かれへんし」って言っていたので、アッティのライブにも行って来ました。


その時もサウンドチェックからお邪魔させてもらったのだけど...


リハーサル後、みんなで楽屋で寛いでる時は私の知ってるいつものアッティだったのに


今回はメイクとかしてないライブだったけど


「ほな、ショータイムの時間にしよか!」ってみんなで楽屋を出て、ステージに立ってマイク持った瞬間、アッティラ・シハーがそこにいました。


かっこよかった。


バンドメンバーもそうだし、アッティもそうだし、みんなと話していて思うのは


音楽が私なのではなくて、私の一部が音楽でありたいということ。


あくまでも舵取りは自分である、ということ。


昔、レコーディング中に「楽譜が書けることも、読めることも凄い」って楽譜を見て歌ってる私に言ってくれたメンバーがいるけど


私からしたら、記譜したら物凄く難しいリズム・メロディーなのに、それを楽譜に落とさずに作れる・再現出来るみんなの方が才能があって羨ましいと思うし


彼等と会うのって、発見と学びに溢れてて、本当に胸いっぱいに幸せが満たされます。


だからこそ、ジャンルという違いはあれど役割りが異なるだけで、同じ音楽である以上、そこに違いはないと思う。


私という楽器の器に、その部分がないだけ。


大学時代、そんな彼等と出会う事が出来て本当に良かった!


また一緒にステージに立てたら嬉しいなぁ。


その為にも、自分は自分のやるべき場所で、やるべき音楽としっかり向き合って、自分とも向き合おうと思います。


とりあえず、今日やることは衣替え。


長袖を着れる生活の為に、ちょっと頑張ろう〜。