夏の思い出散歩をしながら過ごそうかな、と思ってたけど
なんだかんだ新年度が始まって、9月の日々も楽しく過ごしているので...
まずは9月7日の皆既月食!
見れました〜。
こんな素晴らしい宇宙の神秘、天体ショーが、日本とヨーロッパ、アメリカの世界規模で同時に見えているんだなぁ...
と、とても胸が熱くなりました。
日食については、まだ部分日食だけしか見た事がない(はず)なので
皆既日食も、金環日食も、いつか機会があるといいなぁ。
そして、今週木曜日から今日までブダ王宮にて開催中の、ブダペスト・ワインフェスティバル。
8年間住んでいて、ハンガリーに来た2年目かな?その頃に1回しか行った事なかったのだけど...友人たちと行ってきました!
お酒はめっぽう弱くて、殆ど飲めません。
注射前の消毒で、皮膚が赤くなるのは当たり前で
小学生の頃は油性マジックを使う度に、顔を近付けてると「ほわ〜」っとした気分になっていたり
今はそんな事はないけれど、大学生の頃は、好きでミニ香水を集めていた割に、香水を嗅ぐと火照る感じになっていたほど
びっくりするほどアルコールに敏感で、しかも弱い。
大学生の頃は、実技試験後や演奏会後の打ち上げとか、新入生歓迎会とか、場の雰囲気そのものが楽しかったし
お酒に興味はあったし、少しは飲んでみたけど「やっぱりお酒は苦手。私は遺伝的にも飲めない体質なんだな」と理解しました。
でもハンガリーに来てから
「みんなが美味しいと言ってるし、せっかくだから飲んでみたい...!付き合い程度には飲めるようになりたい...!」
と、またお酒に興味が湧いてきたところに、一緒に飲みに行った時に友人が
「無理して飲む必要はないし、私が飲むのはワインだけ。ビールは飲まない。飲むと調子が変になるから。ママは私と逆でワイン飲むと調子悪くなる。自分との相性があるから、ヒロコも探してみたら飲めるものがあるかもしれないよ」
と言ってくれたので、じっくり、のんびり、色んな人に付き合ってもらって
どんなお酒なら、どれくらいの量なら、楽しく飲めるのかを、時間をかけて探す作業を続けた結果
なんとなく自分のキャパ(びっくりするほど少ないけど)、飲む速度、自分と相性の良いお酒の種類がわかってきて、
そんな8年間のお陰で、ワインフェスティバル、楽しめました。
前にワインフェスティバルに行った時は、その「探す作業」を真剣に始める前だったので
「なるほど、これがワインか」という感じの感想で、無料サービスの1杯だけ飲んで終わりでした。
(その時は入場者全員に、好きなワインを1杯無料で貰えました)
今回は、1杯目は自分で気になったものを飲んで、2杯目は入口で貰った「無料券」を利用して「無料券専用ブース」で、好きなワインを1杯選んでみました。
ゆる〜い8年間の研究の成果!!!
2杯目のオーダー時、選択肢が限られている中で「どれにする?」と聞かれた時に、自分の好み・こういうのは飲まない、というのをしっかり伝えられたし
1杯目をオーダーする時も、店員さんに好みを伝えて一緒に選べたし、量もちゃんと自分で伝えられたし
1杯目も、2杯目も、「これは、美味しい!!!」という感想でした。
本当は、もう1ブース気になったワインセラーがあったけれど
自分の体調や、蓄積疲労、状況的に3杯目は無理だな...と判断して断念。
でも、それで良かったかなと思います。
気になったワインセラーのワインは、またいつか飲めたらいいな。
1杯目に飲んだワイン、めちゃくちゃ美味しかった。
8年間ゆる〜く自分を研究したといっても、所詮はびっくりするほどお酒に弱いので、やっぱり飲めるものは限られるし、何でも飲めるわけじゃありません。
むしろ飲めないものの方が多くて、お店でもメニューを見て「やめとくわ」となる事のが多いし
頼んでみるも思ってたのと違って「あ、これ飲めない奴だった」となる事もあるので、殆ど飲まない事のが多いです。
でも、0だったのが1に増えただけで、世界が広がって、選択肢が増えて、それがとても嬉しい。
「相性があるよ」と教えてくれた友人にも、無理に強要することもなく、ガッカリすることもなく、私の研究作業に付き合ってくれた、沢山の人たちに感謝。
ちなみに、ワインフェスティバルは15時前に会場に到着して、気付いたら21時過ぎていてびっくり。
ライトアップした王宮が、とても綺麗でした。
楽しかったー!
新年度始まったばかりでまだ何も成し遂げてないけど、引き続き頑張ろう。