ここ最近、毎日が本当にあっという間に感じていて
時間を無駄にしていないか、ちょっと不安になります。
でも、それだけ満たされた時間を過ごせているんだろうなと、捉えるようにしています。
この前、久しぶりに、リスト音楽院で、ちょこっとコンサートがありました。
久しぶりの旧校舎でのコンサートだったのだけど、毎回クラスコンサートはこの会場だったし
「今度の月曜、旧校舎でコンサートがあって、リハーサルが17時からあるんです〜」と言ったら
先生がコンサート当日の15時過ぎから本校舎にてレッスンをしてくれたので
なんだか学生の時にタイムスリップしたような気分になれて
「戻って来たぞ!」という気持ちと「また頑張らなきゃ!」という気持ちでした。
リスト音楽院、声楽科は2週間に渡る入試期間中で、先生も連日10時から試験審査・会議でお疲れだったはずなのに
レッスンはもちろんだけど、最近のよもやま話だったり、お互いの夏の計画を話したり、とても嬉しい1時間でした。
自分の本当の声は、悔しいし悲しいけど、自分の耳で聴くことは一生出来ないし
だからこそ、卒業後も近過ぎず、遠過ぎない距離感で気にかけてくれている、いい意味で歌手としても、人としても対等に接してくれている先生達に、本当に感謝。
日本でお世話になった先生達も、ハンガリーでお世話になった先生達も、本当にご縁に恵まれたなぁ。
私も年齢を重ねて、いつか先生達のように若い世代を教える立場になれたら、先生達のような、先生らしくない、だけど人間らしくて愛の溢れる人でありたいなぁと思います。
でも、人間らしく、愛の溢れる人は今からなっていても何も悪い事はないので
教える立場とか関係なく、今からそのような人を目指そうと思います。
そうそう。
仲良しの同僚が、手作りジャムをくれましたー!
お互い同じタイミングで会場に到着したので、席に着いて、鞄からiPadを出して充電確認してたら
(この前のリハーサルで、開始時点で彼女は残り5%、私は12%の充電残量で、密かに2人でiPad耐久リハーサルを開催してたので)
ニコニコしながら「ねぇ、ジャム好き?」って聞かれたので「え、好きだけどどうして?」と答えたら
鞄から苺ジャムが出て来ました!
砂糖を使ってない、だけどちょうどいい甘さのジャムで、毎日食べているヨーグルトが、幸せの味になりました。
私の日常は、本当に周りの人々の優しさのみで成立していて
私も同じように、人にそのように行動出来る人でありたいなぁと常に思います。
年度末で、なんだか心がてんやわんやしてるのかな。
周りの優しさに助けられてばかりの、感謝の気持ちでいっぱいの毎日を過ごしてるな...と、書いていて思いました。
しっかり1年を締め括れるよう、感謝を伝えながら色々頑張ろう。