昼間に歩いていると、上裸に半ズボン姿のおじちゃんが増えてきたな...早くないか?

と思いつつも、そんな光景に「夏だなぁ(朝晩はジャケットないと寒いのに)」なんて思っていたのだけど

どうやらヨーロッパには熱波が来てるらしい。

そりゃ、暑い訳だ...。

特に西ヨーロッパの話みたいだけど、昨日なんて最高気温28℃だったし

この熱波が去れば、例年通りの気温になるみたいだけど

晴れてる日はタンクトップ・サンダルでも日中は暑いくらいなので

どれだけ朝晩が冷えていても、今日みたいに雨で寒い日でも、流石に長袖はもう殆ど着ないはずだから

そろそろ本格的に衣替えを始めようかなと。

そんな、肌寒くてあっつい毎日だけど、お花屋さんでスズランを見つけて、迷う事なく購入しました。


知らなかったけど、スズランは春を告げるお花でもあって

花言葉は「正しい選択」や「謙虚」だったり「再び幸運が訪れる」という意味があるみたい。

縁起を担ぐことに情熱を注いでいたクリスチャン・ディオールが最も大好きなお花だったそうで、彼はどんな場面でもスズランを身に纏っていたそう。

そんなスズラン、日本語では鈴蘭だけど

ハンガリー語ではgyöngy virágでgyöngy(真珠、ビーズ)のvirág(お花)!

日本語のスズランも「鈴の蘭」で素敵だけど、ハンガリー語のスズランは「真珠のお花」だなんて、表現が美しい!

鈴蘭にも、真珠花にもぴったりなほど、とってもいい香りです。

ただ、スズランは青酸カリよりも強い猛毒を持っているお花だということを、今回初めて知りました。

同じ「ハサミ」を使って、綺麗に洗わずにそのまま野菜を収穫したりした場合も、安全とはいえないんだとか。

お花の部分だけでなく、葉っぱや茎など全体に毒があるなんて、知りませんでした。

無知って恐ろしい....!

日本で、鉢植えで売られているスズランをよく見かけたのは、その為なのかなぁ。

「美しい薔薇には棘がある」ものだけど、こんな可愛らしいお花にも最悪の場合、死に至るような猛毒があるなんてびっくり。

それにしても...いい香り!

「口や鼻に近付けすぎて、花粉を直接吸い込むのも危険」と書いてあったので

香りを嗅ぎすぎないようにしようと気をつけているけど、本当にいい香りです。

「内面に何を秘めているかなんて、外面からでは想像も出来ないし、判断出来ないなぁ...」とスズランを通じた、いい学びとなりました。

そして、5月1日、ハンガリーは「メーデー」で祝日。

2日は金曜日だったけど「振替休日」になって土曜日扱いになり、世間はこの週末は4連休らしい。

その為に、未来の土曜日が「振替平日」になるのだけど...。

そんなメーデーは私にとっても「休日」で、祝日が休日!!!

この4連休、1日しか休みはなかったけど

珍しく世間の休日と、自分の休日が重なったので、喜び勇んで早起きして、お出かけして、朝から晩まで「休日の休日」を満喫する事が出来ました。

道路沿いのラベンダーも咲き始めていて、とっても綺麗だったし


桜が残っているのも見れたし


国会議事堂は美しくって


ドナウ川も、気持ち青く見えるような気がして


イシュトバーン大聖堂の前では「スイーツフェスティバル」が開催されていました。


久しぶりに世間の休日を過ごせて、とっても嬉しかったです。

同僚たちも、ひっさしぶりの休日の休日を存分に楽しんでいたみたい。

ちなみに今日は母の日。

ずーっと快晴続きだったのに、今日からしばらく雨、曇りのお天気みたいで、少し残念。

母の日にちなんで、スーパーや、お花屋さんでは「Boldog Anyáknapja!」と、それに関連する商品が多く並んでました。 

本当、なんだか春なのか夏なのかよくわからないここ最近だけど

これまで通り、しっかり食べて、ぐっすり寝る。この事を1番に、過ごしたいと思います。