12月6日、ハンガリーでは「Mikulás napミクラーシュの日」で、サンタさんがお菓子を持って来てくれる日。
リハーサルに行ったら、私の席にもサンタさん(達)が来てくれていました。
リハーサルに行ったのは、既にサンタさんが来てくれた後だったので
誰がサンタさんがわからないけど、4人のサンタさんが来てくれたみたい。
そして打ち合わせなしで、多くの人がクリスマスセーターを着て来ていて
余分に2着持って来てた人が貸してくれたので
私もクリスマスセーターズの仲間入りをして、一緒に写真を撮りました。
着て来たみんなは「今日はミクローシュ(サンタ)の日だから」っていう理由でのクリスマスセーター着用で
「え?!今日って何かドレスコードあるって連絡あった?」ってお部屋に入った瞬間、焦っていて(私も焦ったけど)とても面白かった。
この日は今度録音・撮影する為のクリスマスソングもリハーサルしたのだけど
リハーサル中、トナカイの耳の付いたニット帽や、カチューシャを装着してた人もいて
この環境で、このメンバーで、みんなで歌を歌えてるのって、なんだか最高にいいなぁとほっこりしました。
と、まぁクリスマスなリハーサルを過ごした6日の金曜日だったのだけど
なんだかんだ、いまだクリスマスマーケットには行けておらず。
角といえばトナカイじゃないけど、鹿スタイルの衣装だった公演が無事に終わりました。
今回もみんなそれぞれ異なる衣装だったのだけど
私の衣装は、なんだかホテルのコンシェルジュみたいで、鹿コンシェルジュになった気分で楽しかった。
それにしても、恐らく70人くらいだと思うのだけど、舞台上にいる全員が鹿の姿で
「鹿って凄い!自然って凄い!」
そこに感動しながら角を装着していました。
何故なら、自分の(角の)幅を把握、理解出来てないから
舞台上でも舞台袖でも、あちらこちらで角同士がぶつかる、絡まる事故が多発。
お互いの角が再びぶつからないように、絡まらないように
でも動きは止めずに、指揮者を見ながら(角が邪魔して、指揮者本人も、モニターも見えにくい)、もちろん歌いながらで
普段使わない脳の使い方をしたのか、頭がものすごく不思議な疲れ方をしました。
でも、歌いながらそれぞれアイコンタクトで合図しあったり、小声で後ろから注意喚起しあったり
同時に毎回とっても楽しい公演でした。
それにしても、奈良公園の鹿達を思い出しても
彼等は毎年角切りをしてもらってるとはいえ、普段からちゃんと「鹿ディスタンス」確保して生活してるし
近くにいたとしても角は絡まってないし(多分、喧嘩の時には絡ませて喧嘩するんだろうけど)
鹿なんて自分の角を触ることは出来ないはずだし、自分の角を見たことがあるのかもわからないし、しそもそも自分に角が生えてるのを自覚してるかわからないけど
彼等の空間把握能力、そして自己(自分の身体)理解能力どうなってるんだろう。
自然って不思議だなぁ。動物の力や能力って無限だなぁ。
あと、頭に角を装着するだけで身体の重心のバランスが変わるのか、とにかく軸を掴むのが難しかったです。
それにしても、そろそろクリスマスマーケット行かなきゃ!
忙しい訳ではないのに、気付いたらなんか時間が溶けるようにどこか行っちゃってる。
だからって何かしてる訳でもないんだけど、12月だからかな?
先生でもないし、何も走ったりしてないのに、おかしいな。
あと20日程度で今年も終わっちゃうっていう状況に気持ちだけが焦ってて、何も出来てないのかな。
とりあえず、「クリスマス前までに、出来れば近日中に、クリスマスマーケットに行く!」これを目標にして生活しようと思います。
「寒くてあんまり外に出たくない・布団からも出たくない」という巣篭もり万歳!な気持ちに負けず頑張ろう。