予報通り、本当に急に気温が下がりました。

そして最低気温も氷点下だし、お部屋も常に16度以下だったので遂に暖房のスイッチを入れました。

それにより、ちゃんと一晩で洗濯物が乾くようになりました。

なにより部屋が寒くないってだけで、不思議なことに心に余裕が生まれました。

遂に今日は最高気温も一桁になってしまったし

一回暖房を付けると、春頃に暖房を切るまで火力は調整できるだけでずっと暖房はついたままなので(種火が消えない)

心の平穏の為に、意識的に部屋をあっためて過ごそうと思います。

それはそうと。

月曜日、11月4日はフランス人作曲家ガブリエル・フォーレが亡くなって100年というメモリアルな日だったのだけど

フォーレがオルガン奏者として働いていた、且つ100年前にフォーレの国葬が行われたマドレーヌ寺院にて

フォーレのレクイエム演奏会が開催されるとのことで

そんな機会滅多にない!と思い、聴きに行ってきました。







日本から演奏に来た合唱・ソリストの方々と、現地のオーケストラによる演奏で

お世話になっている方々も合唱で参加されていたのだけど

とても心あたたまる、素敵な演奏会でした。

マドレーヌ寺院は、Googleマップで見て、想像していた以上に大きくて立派な教会で

100年以上前、フォーレもここにいたんだなぁ

この教会のこの響きを聴いていたんだなぁ

などと色々な思いが巡って、演奏を聴きながら天井を見上げていたら

温かい気持ちで胸がいっぱいになりました。





なかなか私自身、これまでフォーレを演奏する機会はあまりなかったのだけど

音の色やグラデーションが、色彩豊かでいいなぁと思います。

フォーレの作品、時間を作ってじっくり勉強してみようかな。

そんな感じで、季節的なことも合わせて

レクイエムが頭の中で常に流れてる、ふと口ずさむ鼻歌のメロディーがレクイエム、という感じのここ最近でした。

でももう11月。

買いたい物を書き出して楽しみにしている、ブラックフライデーもあとちょっとだし

そろそろクリスマスだなぁなんて思ったら、1年あっという間でびっくり。

少し慌ただしく過ごしていたけど、それがひと段落したので

明日からは日々の日常を過ごしながらも

ちょっとのんびりしつつ、慌しかった日々をゆっくり振り返って、思い出に浸る時間にしようかな。

そんな明日は、11月11日でMárton nap・聖マルトンの日で、冬の入り口。

ハンガリーにならって、せっかくなので明日はガチョウを食べなきゃ。