ぐずついているお天気が続くなぁと思っていたら
金曜日に起きてみたら突然気温が下がっていて
秋をすっ飛ばして、いきなり冬がやって来ました。
ここブダペストでも木曜日まで半袖・ノースリーブ・サマードレスに、薄手のジャケットを手に持っていた人たちも
セーターや、ダウンジャケット等、冬の装いになりました。
スーパーの広告で「Őszi divat(秋のファッション)」という項目があったので見てみたら、なんだか雨具が多いのだけど
やっぱりこっちの秋って、雨がよく降るのかな。
だとしたら、今週半ばまでが秋でした。
富士山に登る為に8月に購入した、念願のウルトラライトダウン。
ずっと興味はあって欲しかったものの、特に必要に迫られてなかったので持っていなかったけど、
今回富士山には必要なのと、UNIQLOに行ったら店頭に並んでいたので購入しました。
富士山頂で大活躍だったけど、まさか地上で9月から着るとは思ってもいませんでした。
でもそれくらい急に寒くなりました。
ただ、歌ったり、動いたり、屋内は暑いので、上着の下は半袖。
暫くは服装迷子で、体温調節が上手くいかない変温動物生活だな...と個人的には覚悟しています。
流石に起床の時に体温が34℃に近いと、激しい頭痛や吐き気等で、
体温を必死に上げる=身体が動けるようになるまで、ものすごい起動時間を要するし、日によっては起動不能なので
夜のうちに気温がグッと下がらない事を願いつつ、寝てる間に布団を蹴らないようにしないと。
それにしても「季節の変わり目」ではなくて、「季節は変わった」このタイミング。
糊代のような、季節のうつろいはなくて、ページを捲るように、パラっとパキッと変わる。
今回は異例の異常な寒さの到来で、木曜日辺りにはまた気温も20度くらいに戻るみたいだけど
私も、街を歩く多くの人のように、一瞬でダウンコート等を着ることに、いつの間にか一切の抵抗が無くなりました。
そして、そういったタイミングで半袖姿の人の事も、全く気にならなくなりました。
「もう◎◎なのに」とか「まだ◎◎だから」って思って前は過ごしてたのだと思うけど
他人がどうであろうと、私の体感で暑いものは暑いし、寒いものは寒い。
だから能動的に対応するようになったけど、果たしてそれがいいのか、悪いのか...。
ただやはり、季節は常に感じていたいものだなぁと思います。
ちなみにこの1週間で20度も気温が下がったみたい。
なんでも北極からの強力な寒波が流れ込んでいる影響で、北イタリア・ドロミテやオーストリア・チロルでは雪が降り、英国では氷点下とか。
ハンガリー・ソンバトヘイからわずか60kmにあるオーストリアのヴェクセル山でもしっかり積雪していてびっくり。
秋云々より、連日お天気が悪いのも、その影響なのかな。
上流地域の影響でドナウ川が氾濫しそう、状況によってはマルギット島の閉鎖もありうる、というニュースがあったけど
チェコやスロバキア、ポーランドでは豪雨で、各地で氾濫や洪水警報が出ているみたい。
何度もお家に泊まらせて頂く程とってもお世話になっている人やお友達がチェコ、スロバキアに住んでいるし
近いうちチェコとスロバキアに行く予定をしているので、特に今回は色々とニュースを見ているけど
雨や、濁流の川の水の勢いに恐怖を感じる映像ばかり。
一刻も早く雨がやみますように。