16日、金曜日は日本大使館主催の、天皇誕生日レセプションがありました。
今年は両国の国歌は、弦楽アンサンブルでの演奏で
私はミニコンサートに出演しました。
控室をご用意頂いていたので、レセプション中はずっと控室にて過ごしていた為
レセプション中の会場の様子はわからなかったけど
ジュールフィルに所属する皆さんや、普段なかなかお会い出来ない方々とご一緒、お知り合いになる事が出来た一日となりました。
今回、アンコールに「糸」を選んだのだけど
ハンガリーを離れて、近々、次の国へ向かわれる大鷹大使のお陰で
ブダペスト内はもちろん、ハンガリーだけに留まらず米国等、本当に沢山の方々と巡り合う事が出来た3年間だったなぁと
歌いながら思いました。
大使がハンガリーに着任された時は、コロナパンデミック中で
初めてお会いしたのが、配信で行われた日本人留学生コンサートで
この3年間で、私の状況や環境もガラッと変わったのだけど
パンデミック中に1人で色々と模索していた最中
大使がご自身の経験を踏まえ「留学生の為に」と企画して下さった、大使館での留学生交流イベントで出会えた方々に沢山救われました。
留学生イベントには、初回以降、参加出来ていないけど
そこで出会えた方、その繋がりのお陰で、また自分の世界を広げる事が出来たし
何より日本国外で、日本人として生きる事への「負けてもいいじゃない。負けたら少し休んで、エネルギー蓄えたら」というような、頑張りすぎずに頑張る精神を自分の中で見つける事が出来ました。
全方位への覚悟ではなく、全方位への脱力。
何が言いたいのかよくわからなくなっちゃったけど
「頑張る日本人全員を応援したい。応援団長」という言葉がピッタリの大使のお陰で
今年も本当に温かくて、幸せな時間の天皇誕生日レセプションでした。
3月のリスト音楽院での日本人留学生コンサート、今年も出演させて貰えることに感謝して、頑張ろう〜。