この前、お友達から
9月からブダペスト市内の水道料金が一律40%値上げ
という事を聞きました、というか教えてくれました。
物価高騰に伴う値上げではなく、老朽化した水道管の補修・修繕費の為の値上げなんだそうで
ハンガリー語での情報を、自分だけでキャッチアップするのには言語能力的にも限界があるし
なにより、私の拙さ過ぎるハンガリー語にも多くの人が付き合ってくれるし
理解してない時は、簡単な表現で説明してくれたりするし、本当に周りに助けられてばっかり。
役所の窓口とか、銀行のヘルプデスクと手続き・やり取りだったり
相手の様子を見つつ、もう駄目だと感じた時は
「英語、話しますか?私のハンガリー語が悪くてごめんなさい」
って伝えた上で、英語に切り替える(か、諦めて帰るか、お互い諦めながらやり取りを続ける)んだけど
いつか「ハンガリー語、上手だね」と言われないようになりたいなぁ。
そして、私も日本語を話す外国籍の人に対して「日本語、上手だね」とは言わないようにしたい。
映画館に映画を観に行こうと思っても、私が観たいのって
悲しい事に、ほとんどがハンガリー語吹き替え版が主流で
オリジナル(英語音声、ハンガリー語字幕は作品による)は場所も、回数も凄く限られてるし、3Dや4Dはハンガリー語吹き替えのみで、英語は2Dしかないし...
ハンガリー語わかるようになったら、映画の選択肢増えるだろうなぁ。
それはそうと、水道料金40%かぁ...。
友達とも、「水は全ての人・業者に必要だから、例えば全ての飲食店で、全ての値段が上がりそうだね」と話していたけど
水道管の老朽化は仕方ないね、という感じ。
私の中では水道管(水道管とガス管の一体型)の老朽化の影響で、京芸の周りで起こったトラブルが忘れられないです。
幸い私は、学校からバスで20分程度の最寄り駅付近に下宿していたので影響はなかったけど
「火をつけようとしたら、ガスコンロから水が出てきた」
という、最初聞いた時に理解不能だったトラブル。
沓掛村(全域ではなくて、ごく一部。そもそも京都市内だから村じゃないけど...)に下宿してた人たちが困ってたのをよく覚えてるし
水道管の老朽化って怖いなぁとその時も思ったので、まぁ値上がりは仕方ないかなと。
水道管の工事=公共工事といえば!
同じく公共工事だった、鎖橋の改修工事、遂に終わりました。
水曜に「鎖橋の工事が完了!金曜日から再び通行可能!金曜の18時〜24時は歩行者天国(名前はピクニック)開催するよ!」
というお知らせが飛び込んできたので
金曜日、日中の予定が終わった後、1人でお散歩がてら行ってきました。
もう、すごい人!
LEGOの鎖橋もあって、子どもにも大人にも大人気でした。
ライトアップした瞬間、みんな「おぉ〜」と歓声を上げてました。
コンサートのプログラムもありました。
私も登ろうかなと思ったけど、人が多過ぎたのと、橋の上が少し肌寒かったので、今回はやめました。
ピカピカな小型ライオンさん。
大興奮でたくさん写真を撮ってしまいました。
イベントの名前が「ピクニック」ってなっていただけあって
本当にピクニックシートを広げて、シャンパングラスや食べ物を持参してピクニックしてる人達もたくさんいました。
中にはシーシャを持参して、シーシャを吸ってるグループもいました。
2年前の工事が始まった時に
「2023年のブダペスト150周年に合わせて、秋頃だったかに完成させて12月頃だったかに式典を予定」
みたいな内容の記事を、ブダペスト交通局のホームページで読んだから、きっと、ちゃんと今年中には終わるんだろうなと思っていたけど
ブダペスト市長のカラーチョニ氏が「工期予定より1ヶ月半も早く完成」って言っててびっくり。
...9月から突然水道代が上がるのは、その影響もあるのかなぁとも思ったけど。
それにしても久しぶりに歩いて渡れた鎖橋に、1人大興奮。
お散歩する時、鎖橋が渡れないのでなかなか不自由だったし
車道も通行不可の時は、バスやタクシーの迂回も毎回「あぁ、遠いなぁ」と思ってたけど
歩いて渡って「やっぱりドナウ川って幅あるなぁ」と思いました。
そんな鎖橋!
今月末にブダペストで開催される、世界陸上のマラソン・競歩の競技コースになっているのだけど
競技コースが、世界遺産であるアンドラーシ通りなのって、すごいよなぁ。
選手達は景色を楽しむ事は出来ないだろうけど、テレビ中継の映像は、確実に映え映えなんだろうなぁ...なんて、世界陸上のホームページを見ながら思いました。
久しぶりの鎖橋散歩の帰り、せっかくだからアンドラーシ通りを歩いたのだけど
やっぱりこの日もオペラは綺麗で、意味もなく写真を撮りました。
金曜日のことなのに、未だ心が踊ってるがゆえに長くなりました。
また鎖橋までお散歩行こう。