27日は「春の音」コンサートでした。


留学1年目から出演させて頂いているこのコンサート


今年も出演する事が出来て、とても嬉しかったです。


初めて出演した時から、ずっと山神くんと演奏をしているけど


毎回たくさんの発見があって、今年も山神くんと演奏出来て本当によかった。


今回も、山神くん、会場にいらっしゃったお客様、コンサートを支えて下さった方々のおかげで


舞台上でまたしても遊ぶ事が出来て、対話も出来たような、そんな演奏会でした。


ちなみに1曲目は、私物の仮面をつけて歌いました。



仮面を買った時は、単純にお土産としてお部屋に飾る為に(でも、せっかくだから顔につけれるフルフェイスを)買ったのだけど


もともと舞台で使うなんて発想はなかったし


フルフェイスが欲しくて、口元があいているのを買う予定は最初なかったので...


装着しながら問題なく歌えるマスクなんて、我ながらいい買い物したなぁと思いました。


他の3曲は仮面を取って、普通に歌いました。




そして、盾も頂きました。





歌ってる自分が、いろんな表情していてとっても幸せそう。


終わった後、楽屋が同じだったななみちゃんが写真撮ってくれました。


とても興奮してたのか、私の手がブレブレだけど。


そんな、ななみちゃんが撮ってくれた、かのんちゃんとの写真。


そんな感じの月曜だったのだけど、今夜はマタイ受難曲。


今回わたしは合唱2を歌うのだけど、今の時期にこの作品を歌うこと、そしてその意味を考えたら


私がみんなと一緒に歌っていいのかな、と少し不安にすら思うほど重みのある曲。


がんばろう。



そういえば、嬉しい再会をしました。


街中でチェコ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート告知を見つけたおかげで


友達と再会する事が出来ました。


チェコフィルの首席フルーティストが、京芸の同級生なのだけど


パンデミック中の約2年前、所用で私がチェコに行った時


せっかくだから、と帰りに遠回りしてプラハに寄って、そこで再会して以来。


今度は彼がツアーでブダペストに来たタイミングで、ブダペストで再会する事が出来ました。


一緒にピザ食べました。


京芸って、学部は1学年65人程度で、大学院でも25人程度で


美術学部・大学院はその倍近くか、それ以上いるのに対して


音楽学部・大学院、博士課程を合わせても、毎年在籍してる生徒が330人もいない、本当に小さい学校だけど


小さいからこそ、学年・専攻問わず、みんなと顔見知りで、繋がりがあって


こうやって日本国内、国外問わず色んなところにいてくれて


こうやって色んなところで再会できるの、本当に嬉しい財産だなぁと。


私が在籍していた時は基本的に各専攻14人で


特に歌は男女問わずの14人だったから男声が少ない、とかメゾを歌う人が少ないとか


管楽器や弦楽器なんかは、全ての管楽器で14人だったから、学年によって楽器の数の差が大きかったり、いない楽器がある学年があったり


本当に、少人数だからこその大変さもあったけど、私には本当に合っていた素晴らしい環境だったなぁと。


それに、みんな色んな場所で、色んな立場で、それぞれが輝いていて、そんな友達がいることが誇らしいなぁと。


また自分も頑張ろう、向いてる方向を信じて動きを止めずにいこう、って思える。


今回のチェコフィルのツアー日程を聞いたら白目をむいてしまったけど


その中でお互いの時間が合って、会えたことも、、ゆっくりご飯食べれたことも嬉しい。


わたしもがんばろう。