新年あけて、もう1週間。
新年の抱負も決める事なく、既に1週間。
ボーッとしてるうちに1年が終わらないようにしないと...。
年越しは1人で2022年を噛み締めながらしたけど
元日の夜は、賑やかにコンサートでした。
合唱団の一人として、ベートーヴェンの第九を歌いました。
ヨーロッパにおいて演奏する機会は殆どないと言われる第九ですが(京芸時代、多くの先生が仰ってた)
日本ではとても人気で、親しまれているし
第九というと「年末」に演奏される機会の多い作品なので
12月後半、リハーサルが始まった時には
「あぁ!年末だ!久しぶりの感覚!日本の年末みたいだ!」
と心の中で1人大興奮でした。
最後に第九を舞台で歌ったのは京芸学部時代なので、もう10年以上前で
そして、その頃の私はメゾソプラノとして勉強していたので
ソプラノパートとアルトパートの両方を勉強していたものの
基本的に舞台で歌ってきたのはアルトパートでした。
今回、ヨーロッパで、ハンガリーで初めて第九を歌って
それもはじめての場所で、ソプラノに声種を変えてからはじめてのソプラノパート。
身体に染み付いてるからなのか、リハーサル中
ふと気を抜くと、アルトパートを歌いに行きそうになる瞬間もあって
一方で、一部のソプラノは途中数小節だけアルトパートを歌うように指示があった場所もあったり
この事で頭がいっぱい・興奮しきりで、年越しはお家で1人大人しく過ごしました。
でも、今はソプラノなのに、ソプラノになってからソプラノを歌った事はなく
指導している時も、アルトパートばかり歌ってきた事に
ずっとどこか申し訳ない気持ちがあったけど
両パートを勉強していて良かった、と思う瞬間がたくさんありました。
そしてオーケストラのコンサート・ミストレスは、日本人のはるかちゃん。
そして、日本人全員(私含め5人)が同じ舞台に乗ってたし
私にとって初めてづくしの演奏会、コンミスはるかちゃんのもと
ソリスト・オケ・合唱、総勢200人近くは舞台にいたんじゃないかな。
そんな中で、5人しかいない日本人みんなが、一緒に舞台に立てて嬉しかったなぁ。
なんだか未だにその余韻に浸ってるけど
2023年もたくさん音楽の中にいられますように!
新年と言えるうちに、新年の抱負を作らねば。