なんと、今日から冬時間。
あっという間に毎日が過ぎ去っていて、なんだか焦ってしまいます。
冬時間というのかよくわからないけど、夏時間が終わったので、冬時間。
夏時間の廃止、一体いつなんだろう...。
夏時間・冬時間の切り替わりは、毎度毎度ワクワクするので
ハンガリーに来てから、毎回この目で時間が増えたり減ったりしているのを確認してしまうんだけど
ワクワクしなくなる日は来るんだろうか...。
細かい事だけど、こういう所が本当に大人になりきれてなくて
自分に対して自分自身で、若干呆れ気味のため息。
ここ最近は、お天気もモヤモヤで、携帯にアラート表示されるくらい凄い濃霧で
冬時間に切り替わる前から、空気そのものや、空の表情が冬になっていて
今回は冬時間への切り替え、個人的には比較的スムーズかな。そうだといいな。
そしてあまりにも、日本の事を思う事が重なったので
昨日は、半ば衝動的に栗きんとんを作りました。
冬時間に切り替わるタイミングだけど、まだ秋と思いたいので、秋の味覚。
というのも、今ハンガリー国立オペラが日本ツアー中で
ちょうど昨日、28日が名古屋公演だったのだけど
ツアーに参加している友達が
「名古屋って、ヒロコのお家の近くの街だよね?めちゃくちゃ綺麗なお城行ったよ!」
って連絡をくれていて
始まったばかりの、忙しすぎるツアースケジュールの中
友達が色んな日本を満喫しているのが、自分の事のように嬉しくて
彼女の写真を見てたら、急に日本が恋しくなったのと
11月3日の「文化の日」に行われる、日本文化の日コンサートで日本の歌を歌うことになったので
「ふるさと」とか「われは海の子」とか練習していた事が重なって
「日本!日本が足りてない!」と思って、衝動的に。
この前と何が違ったのか(パッと思い浮かぶ点は幾つかあるものの)...
前回と違って、味、見た目、食感の全てにおいて
今回はとても理想通りの栗きんとんができあがりました。
満足!
合格点だったので、私にしては珍しく、気前よくお裾分けして
日本人のお友達にも、ハンガリー人もモンゴル人のお友達達にも、お口にも合ったみたいで嬉しかった。
いつも、分量も加減も目分量、感覚、適当、気分次第だから、2度同じものが出来る保証ゼロだけど
今度作る時も、今回のように作る努力をしようと思う。
いい曲だなぁと思う素晴らしい曲ばかりだから、いい曲のまま音に出来るといいなぁ。
言葉がわからない相手にこそ、言葉を大切に話す、歌うのが大事なんじゃないかなぁと
話す時にも歌う時にも、個人的に思います。
あ。
お散歩してたら、鎖橋の改修工事中で、工事に伴い撤去?避難?されていたライオンが
ブダ側の2頭、無事に戻ってきてました。
まだペスト側の2頭は戻ってなかったけど
撤去する時、作業の様子を見たかったのに見れなかったから
ペスト側の2頭、戻す作業を見れたら嬉しいなぁ。
どんな風に分割して、どんな風に、どんなクレーンで、どんな速度で戻すんだろう。
そんな事を考えてたら、ブダ城の麓、ケーブルカー乗り場前に
LEGOで作られた、鎖橋の守り主のライオンが展示されてました。
LEGOのマスタービルダーDóczy Balázsさんの作品だそう。
全部で85万個のLEGOブロック、重さは2.8t!
制作時間は560時間。
リスト音楽院の中あるカフェにも、LEGOで作られたミニチュアのリスト音楽院が展示されてるんだけど
そのLEGO作品も、Balázsさんの作品みたい。
(今回の鎖橋のライオンが、Balázsさんが作成した作品の中で最大だそう)
いつも「細部まで細かく作られてるな〜」って思うだけで、ちゃんと見たことなかったけど
連休明けて学校行った時、しっかり見てみようと思います。
そして世界にLEGOのマスタービルダーは27人しかいないというのも、驚き。
名古屋のレゴランド・ジャパン、行ったことないけど行ってみたいなぁと思いました。
何事も小さいことからコツコツと、というけど
特に音楽や芸術においては、同じ事が言えると思うけど
LEGOってその真骨頂な気がして、LEGOライオンからとても沢山の学びを得ました。
それにしても、鎖橋の管轄ってブダペストというより、BKK(ブダペスト交通局)なのかな。
今回のLEGOライオンに関しても、鎖橋の工事に関するニュースはいつもBKKで発表されてて
BKKって、地下鉄・トラム・バスの運営面の公共交通機関の組織というイメージが強かったから、なんだかそれも興味深いなぁ。
ペスト側のライオンが戻ってくる作業、見れますように!