Magyár ZeneházaのFacebook公式ページにて
先週の音楽フェスティバルの投稿・お写真がアップロードされていたので
なんだか素敵なお写真ばかりだったから、こちらにも。
4日の夜は、朝のジブリコンサートの後に
フェスティバルの閉幕コンサートというか、ガラコンサートに出演し
ピアニストのガーボルさんと共に
日本歌曲2曲、別宮貞雄の「さくら横ちょう」と、信長貴富の「未来へ」を歌いました。
どちらも大好きな曲です。
普段、どんな時も舞台から客席を見て、可能な限り、お一人お一人のお顔を見ながら歌うようにしてるのだけど
涙を拭いながら聞いて下さっているハンガリーの方も何人かいらっしゃって、本当に嬉しかったし
「日本語がわからない人が客席に多いからこそ、日本語を大事に歌おう」と思って歌ったら
終演後に「あなたの歌は一つ一つの音に色と感情があって、より音楽と一体になりたいと感じたし、何を歌ってるのか意味を知りたくなったから、次回の企画には字幕設置を提案しようと思う」と言いに来てくれた方がいて
常日頃思っている「言葉はあくまでもコミュニケーションツールの一つ。されど言葉。」というのを改めて感じて、本当に嬉しかった。
コンサート終演後、大使館が手配して下さったお車で日本大使館へ移動して(私の人生で、青ナンバーに乗ることがあるなんて!)
23時頃からパーティーが始まり、帰宅したのは3時近くでした。
美味しいお食事が、心に染み渡りました。
もちろんデザート・抹茶ラテまで、並んでいたお食事の全てを堪能しました。
どのお写真もとても素敵で、躍動感のあるものばかり。
そんなに落ち着きなく舞台上で忙しくしてるのかな。
クラリネットのイシュトヴァーンさんが、私が苦しみを歌ってる時にパスを出す為に見たら泣きながら吹いてくれてて
それを見たら私も泣きそうになって
ジブリでは、大きなトトロ人形を抱きしめながら聞いてくれてる女の子を見つけて、嬉しくて思わず動き出してたし
日本歌曲では、涙を拭っている方を見つけて、「この歌、歌詞がいいんだよ!」って共感したら、私も泣きそうになって
やっぱり忙しくしてたみたい。
今回のフェスティバルを通して、それぞれの楽器や、編成上、共演は出来なくとも
本当に素敵で胸がいっぱいになるような方々と出会えて、お知り合いになって
NYに帰る前夜に一緒にお食事を食べたり、メッセージのやり取りをしたり。
色々辛いこともいっぱいあるし、嫌な思いも、悔しい思いもいっぱいしてるけど
孤独に自分のペースで続けてたら、またいいことあるかな。
頑張ろう。
それと、ガラコンサートの時に舞台上でお花を頂いたんだけど
大好きなかすみ草に、ピンクの薔薇で、我が家の催事コーナーが賑やかになりました。