ポッカポカな年明け、と喜んでいたのも束の間
天気予報通り、数日前から突然の極寒。
公現祭の1月6日で、クリスマスツリーを片付けたら...ポッカポカから極寒へ。
どうせトラム等乗ったらマスク装着義務もあって
恐らく体温調節が苦手な傾向のあるわたしは、秒で気持ち悪くなるから
薄手ダウンジャケットを羽織っても、どうせ脱がないし中は半袖で、上着のチャック全開
みたいな年末年始を過ごしてたのに。
昨日も今朝も最低気温マイナス7℃で、最高気温も1℃とか。
天気予報はやっぱり侮れないなと思いました。
でも外が極寒でも、屋内が極暖なことには変わりはないので、体温調節が難しいことは変わらなさそう。
やっぱり冬はあったかいよりも寒い方が好きなので、せっかくなら雪も降って、積もってくれるといいな。
1月1日だけが祝日で、今年は2日が日曜だったから、普段よりは少しのんびりに感じたハンガリーの年始で
今回はお正月の準備はしなかったから、お正月の感覚ゼロの年始だったけど
やっぱり年明けたらお正月らしいこと何かしたいな欲が爆発してしまって
お正月だから、見よう見まねで、工夫して花びら餅をば。
半年近くぶりにアジア食材店に行ってみたものの
ゴボウは手に入らなかったので、乾燥のささがきゴボウ。
あと白味噌はないので、白餡に白味噌を混ぜるのは、塩味が必要なのかなと勝手に判断して
餡は、ローカルスーパーに売ってるインゲン豆の水煮缶で、白味噌割愛。
もともと色々と邪道なので、食紅でピンクに着色。
白玉粉はないから、米粉を混ぜてるんだけども
米粉の配合も目分量、砂糖も目分量、餡を作る時も、ゴボウの甘煮を作るのも目分量と感覚、食紅も適当に入れたら多分入れ過ぎた
そんな感じだけど、ズボラ面倒臭い星人も天晴れな、ちゃんと花びら餅の味がするものが出来上がりました。
予想通り(というか、以前の練り切り作った時に感じた通り)水煮インゲン豆は塩味が、とても良い塩梅でした。
桜は、昨春にブダペスト市内で拾った八重桜で
(枝ごと折られて道に捨てられてたけど、インスタ映えの犠牲になったのかな)
見様見真似で作った塩漬けで
お餅にも刻んで練り込んだので、食べたら口の中が春になりました。
そういえば、ハンガリーの友人にならって12月23日の夜にクリスマスツリーを出して、1月6日に片付けたけど
やっぱり日本のお正月飾りみたいだなぁと。
偶然なのかなんなのか、1月7日は日本では七草粥の日だし
お正月で疲れた胃腸を労わりつつ、無病息災を願って朝に食べる、っていうのは
文化も何も違うけど、1月6日のクリスマス期間が終わって最初の食事ってのにもなんだか個人的感動ポイントで
全く別のことなはずなのに、どこか繋がってるような気もして、とても面白い。
そんな今年の七草粥は、母がフリーズドライのものを送ってくれたのと
7日の朝はお友達の家で迎える予定だったので
フリーズドライ七草粥を持参で6日からお邪魔して
お友達に七草粥を作ってもらって、一緒に食べました。
今年、お餅は食べてるけど、いつも飾ってる鏡餅(本物じゃなくて飾りだけど)飾らなかったし
する必要ないけど、鏡開きは何をどうしようかな。
ハンガリーの感染状況、「第5波に突入した見込み」と一昨日発表されて
とりあえず寒波と共に第5波突入か...と思ったけど
七草粥食べたし、今年も無病息災!