あけましておめでとうございます。

天気予報通り大晦日から気温が上がり

ポカポカな新年を迎えました。

2022年、どなた様も実り多く、それでいて心穏やか

何より健康で笑顔の溢れる、そんな毎日で彩られますように。



大晦日は、手作り胡桃リキュールと、ハンガリーの甘口シャンパンでお祝い夕食。



「鶏は餌を食べる時に、足で餌を後ろに蹴り飛ばしちゃうから、この時期は豚肉を食べるんだよ。

豚は餌を土の中から掘り当てるから、お金を運んでくるラッキーな動物だからね。」

とのことで、豚肉料理。

新年のラッキーアイテムが豚なことと、コインが刺さってる理由は知ってたけど

だから食べるのも鶏肉なんだなぁとびっくり。

日本では逆で、四つ足の動物は嫌がられるから、特にお正月のおせち料理には鶏肉が多いんだってお父さんが子どもの頃教えてくれたけど

国や文化、習慣、色んなものが違うと、色んな視点があって本当に面白い。

ハンガリーでは大晦日・元旦の定番料理は「豆」で、特にレンズ豆が人気で

それに合わせてソーセージが大人気って聞いてたけど

「あぁ、豚肉の加工品だからか!」とそれも納得。

それと、元日の朝・昼ご飯にはレンズ豆のスープ(ソーセージ入り・サワークリーム乗せ)を頂きました。



レンズ豆、こっちに来て初めて知った豆の種類だけど、形が丸っこくて平べったくてお金に似てるから

食べた分だけお金持ちになる、金運アップだそうで、2022年最初の食事で金運をあげておきました。

今回はおせちを作らず、ハンガリーの新年ご飯にしてみようかなぁ(どこかハンガリー料理屋さんに食べに行くのもありだな)

と思っていたので、1番のご馳走、お家ご飯を頂けて大満足でした。

それと、可愛い豚さんのお守りも頂いたので、金運への不安はしなくて良さそう。





今回のお正月しない(おせち作らない)というのは、12月半ばから決めていたので

お正月だから虹色の薔薇を買いました。

あと、クリスマスツリーは1月6日まで出しておく習慣なので

門松と同じような感覚で捉えて、クリスマスツリーも陶器仕様に新調。

お友達が紅白椿のミニ風呂敷に包まれた飴細工をくれたので

それも多国籍イベントコーナーへ。


ガネーシャ様に、象さん2頭、豚さん2頭(絵のガネーシャ様も隣にいる)が並んで


最強の幸福の布陣となりました。


何もしないお正月!と決めたものの、でも何かしようかなぁとも思い・・・そして今年は寅年。

色々とそっくりだと言われていた、高校生の時に亡くなった祖父は寅年生まれだったなと思い出して

やっぱり何か新年にまつわることをする為

急に思い立って、冷蔵庫の中にある材料を見て・・・干支のトラさんを作りました。





まぁ、不器用過ぎてハリネズミにしか見えないけど。

黄色ゆで卵、なかなか苦戦してしまい

原理はわかっているのに

家には原理を実現できるような、手持ちの道具がなくて

試行錯誤した結果、7個目で成功。



上手く剥けなかったので8個目、でも茹でる時に割れてしまったけど・・・力尽きた。

コツを掴んでからは、ものの3分で黄身を割れるようになりました。

卵に細工をし、茹で、剥き、落胆&考察→振り出しに戻る。を繰り返していたら

合計3時間以上も卵と格闘してました。

黄色の食紅で染めればいいかな、と一瞬思ったけど

どうしても黄身を割ったものでなければ、という気持ちになり

こういう諦めの悪さ、自分でも呆れてしまう。

結果、ゆで卵が8個出来上がり

その上、綺麗な黄色だった=トラさんになったのは

茹でる時に割れてしまった奴で、表面がボコボコ。

卵は完全栄養食っていうし、ゆで卵を食べながら過ごすお正月も多分悪くなさそう。


BÚÉK2022 (Boldog Új Évet Kívánok2022、あけましておめでとうの略)トラムやバスをたくさん見たのに・・・

見たのに、送るために写真撮ろうと思って忘れてたから

日本と違ってお正月は1月1日だけで終わってしまうけど

今日もまだ走ってるといいなぁ。


なんだか長く書いてしまったけど

2022年、どなた様にとっても良い毎日が積み重ねられますよう。