ついこの間まで、35℃近くまで気温が上がっていたのに
一気に秋めいてきた今日この頃。
日中や、建物の中では半袖で過ごせるけど
朝晩は薄手の羽織りものでは寒いくらい。
日によっては
カーディガンだけでは心もとなく
厚手のパーカーだったり、半袖に薄手のダウンを着る・手に持つ事も増え
より一層、心身の健康を心がけるのみ。
再建工事が終わって、8月20日の建国記念日からブダ城内の「聖イシュトバーンの部屋」が公開され
8月30日までは無料開放(ハンガリー語の20分ツアー)との事だったので
この日は少し空いてるかな?と思っていた日、朝起きたらお天気も悪くなかったので行ってきました。
10時からの開館で、10時20分頃に並び始めて12時過ぎのツアーに参加。
案内通り、ハンガリー語ツアーで内容の半分も理解できなかった気がするけど
とても良かった。
聖イシュトバーンの部屋には、象徴でもある大きなZsolnaiの暖炉があって、心ワクワク。
同じハンガリーの陶器ブランドのHerend、とっても優雅で素敵だなと思うけど
色づかいとか、形とか、個人的にはZsolnaiのが好きみたい。
何より豪華絢爛で、日本の神社仏閣も建立当時はこんなにピカピカ・ギラギラだったんじゃないかなぁと。
平等院鳳凰堂とか特に。
(携帯とカメラでは画質が雲泥の差でびっくり)
扉や天井、床の木材について説明してる時、床の寄木細工は3種類の木を組み合わせていて
壁か天井を説明してた時には、Kerti Dióって言っていた気がするんだけど
お庭の胡桃の木を使ってるのかな...。
内容理解に自信がないけど、ハンガリー中の職人が大勢集結して作り上げたって言ってた気がする。
もっとハンガリー語が理解できたらよかったけど
宝石いっぱい150kgの重さのシャンデリアも、天井に埋め込まれているタイルも
象徴的な暖炉も、床も、壁も、扉も、絵も、青色のカーテンも
カーテンにつけられた宝石も、それら調度品や壁、扉を彩ってる24金の装飾も
(24 karátos aranyって言ってたけど、24カラットの金=24金って理解で良いのかな...)
どれも全て、言葉を呑むほどの綺麗さで、お部屋そのものが宝石箱みたいでした。
この前、ブダペスト市内でバスに乗っていた時に
「今週末、軍の飛行機ショー?がケチケメートであるよ!」
という、かっこいいポスターを見たのだけど
(最初、わたしが好きなアクション系の映画の告知ポスターかと思ったくらい、かっこよかった)
昨日行こうかな、と思ったものの、お天気が心配でなんとなく気乗りしなくて
代わりに(ではないけど)、結局1日雨が降らなかったので
1人、夜にLibegők éjszakájaに行ってきました。
普段、暗くなる前にリフトは営業終了してしまうし
ケチケメートの飛行ショーは今日もやってるけど(今日は晴れてるけど、多分もう行かない)
Libegők éjszakájaは昨夜だけだったので、夜景が見たくて。
ルート的に帰り(下り)は夜景が見れるけど
行き(上り)はひたすらに真っ暗闇なので携帯を見てたら
降ってくる若者カップルが、すれ違う時に
「1人なのー?めちゃクールじゃん!楽しんでねー!」って声をかけてくれて、ほっこりしました。
最初「Egyedül?」って突然暗闇から声がした時は、流石にびっくりしたけど。
カメラを充電し忘れていて、携帯だけでの撮影になっちゃったのが凄く凄く残念だけど
とても綺麗。
悩んだけど、晴れてたし、行って良かった!
それにしても、まだ8月末なのに薄手のダウンでも山の上とリフトは寒かった。
ライトアップの時間帯にここに来ることは(色んな状況・条件的に)ないから
エルジェーベト展望台からの眺めも楽しみにしていたけど
展望台の開放時間が20時まで、という勉強にもなりました。
普段は昼間でも、大勢の人がいないところだけど
昨日は臨時の特別直行バスも出てたし、人もたくさんいたし、夜でも安心。
国会議事堂もピッカピカに光ってて、行って良かった。
それに、リフトを降りてバスに乗って暫くしたら雨が降り始めて
山を降りた平地では、傘をさしてる人もいるくらい、しっかり雨が降ってて
わたしが楽しんでる間は全く雨が降らなくて、本当にラッキーだったなぁ。
そういえば。
ワクチンを接種した時に知り合った軍人さんから
「近々、3回目を打つよ〜」と先週、連絡がありました。
3回目の接種について、WHOや日本でも色々言われているのは知っているし
ハンガリーでは2回目の接種後4ヶ月経過したら、3回目を打てるそうだから(どのみち自分が予約・接種出来るのは10月以降だけど)
「3月に2回目を打ったって言ってたしなぁ。高齢者じゃなくても予約の順番は回ってくるよなぁ」
と思っていたら
先日、ブダペスト祝祭管弦楽団(Budapest Festival Orchestra)の野外コンサートにて
指揮者のFischer Ivánさんが、舞台上で演奏中、指揮をしながら3回目のワクチン接種をしたとの事。
こちらのヴァイオリニストの友達から「一緒に演奏していて、音楽的に素晴らしいだけじゃなくて、とても面白くて、人間的にも素敵な指揮者だよ!」と聞いていたけど
記事を読んで、腕の部分に注射の為に穴が空いていることも
なんだかニッコリと笑ってしまいました。
ひとまず健康第一。