今日、8月15日は終戦の日。
ハンガリー人と、戦争や政治の話題になる事も多々あるのだけど(わたしだけかな、何でだろう)
なんだか気になってネットを見てみたら
学校で習ったはずなのに、戦争の事をちゃんと知らないなぁと気付きました。
戦争そのものの終わりが9月2日だったことも知らなかったし
5年間も戦争していたなんて、数字としては知っていたけど、知らなかった。
それに、様々な立場・角度によって見え方、感じ方は異なるから
それぞれの「真実」も異なるし、全てが真実なんだなぁと思ったし
それは戦争に限らず、日常で起こる・経験する全てのことに対して
それぞれの「真実」を、当事者全員が持っているんだなぁと思いました。
今週月曜日、8月9日は
ブダペスト動物園の、開園155周年記念日だったので
朝から1人動物園へ。
日曜の夜、日付が変わる頃くらいにハンガリー人の友達が「155歳おめでとう!」って
動物園に行っていた様子を投稿していたのを見て
「そういえば動物園行ったことないなぁ」と思って
調べてみたら翌日、月曜日が本当の開園日と知り
それにブダペスト動物園には
「いつかオーストラリアの動物園まで会いに行きたい&抱っこしに行きたい」
と長年夢見ているウォンバットが居ると知って
朝から1人で行ってきました。
この春に生まれたばかりのゾウの赤ちゃん(名前を決める為、5月には投票が行われてた)が表紙の園内マップ。
投票の結果Samu(シャム)と名付けられた赤ちゃんゾウさん。
とても可愛かった。
一番会いたかったウォンバットは、3回も見に行ったけど残念ながら会えず。
いつかウォンバットをモフモフ抱きしめたい、と強く思いました。
ウォンバットには会えなかったけど
なんだか多くの動物が寄ってきてくれて
カメラ目線の、なかなかいい表情をした写真がたくさん撮れました。
なかでも、触れ合いコーナーではヤギさんが全く出てきてくれなくて
撫でたいちびっ子達と、その親御さん達が困ってたのに
わたしがしゃがんだ瞬間に1頭のヤギさんが
トコトコとわたしに向かって歩いてきてくれて
わたしの目の前で止まって、ポーズも決めてくれて、撫でさせてくれて
ちびっ子達が駆け寄ってきて、彼らに撫でられてる間も、わたしのことしか見てなくて申し訳なかったけど
その場にいた親御さん達全員に、感謝されました。
しゃがんだだけで何も特別なことしてないけど。
オランウータンは、箱を被って、賢く自分で作った日陰でお昼寝してたり、いろんな動物が暑くて全力で涼んでいる中
特にライオンやトラは、猫みたいに溶けている中
炎天下の中でラクダがとっても元気で、それが嬉しくて、この日唯一1枚だけ自撮りをしたんだけど
自撮りに気付いて、振り返って、戻ってきてくれて、ニコニコって2頭一緒に笑ってくれて
自撮りなんかよりも「ラクダさん!」と大興奮で写真を撮りました。
園内で、紙漉き?みたいな事をさせてくれて、作ったものを頂きました。(155周年のイベントの一つだったのかも)
以前、友達と来たクマさんカフェ、同じ建物でカフェは1つだけど
園外コーナーと、園内飲食コーナーがあると知らず
園内から利用すると、お馬さんを見ながら楽しめました。
そういえば、園内には日本庭園エリアもあって、日本らしさもありました。
155年前に開園して、1世紀半以上も歴史があるなんて素晴らしい。
動物園という範疇では収まらないくらいの展示内容で
昆虫もいたり、恐竜や、骨の標本もあったり、剥製もあったり
人類・生物の歴史にも触れている博物館みたいな、そんな広い範囲の動物園でした。
結論、1人でも動物園はすこぶる楽しい。楽しめる。
この週末はkánikulaでまた暑くなっていて、昨日友達が教えてくれたけど、火曜日には気温が15度くらいに下がるみたい。
(ハンガリー人の友達、大半の人がお天気情報を共有してくれるのはなんでなんだろう)
アイルランドに住んでるギリシャ人の友達によると
わたしはノースリーブ姿で、画面向こうでは長袖シャツに羽織りものを羽織ってたくらい
というか、開口一番「そんな薄着してたら風邪ひくよ!」って驚かれたくらい、アイルランドではもう寒いらしい。
寒い夏もなんだかな、だけど、エアコン無しの暑過ぎる夏もなんだかな。