今週、日本のとあるテレビ番組で

ハンガリーの「悲しい日曜日」が取り上げられてたみたい。


ハンガリーに来て1ヶ月くらいの時

「ハンガリー語の曜日を覚えたよ!全部言えるようになった!披露するから聞いてて!」

って、まるで子どもみたいにハンガリー人の友達に聞いてもらった時に

「Szomorú Vaszárnap」について教えてもらったことを思い出しました。

(「トリビアの泉」で見たのか、この曲の存在は知ってたけど、ハンガリーの曲だとは知らなかった)


「放送・発売禁止された曲でね。とっても綺麗な曲なんだけど、すごく有名で悲しい曲で、生きてて欲しいから絶対に聴いちゃいけないよ。聴いてもいいけど、生きてね」

って言われて、歌詞を教えてくれたけど

その時は興味なかったので「ふーん」としか思わなかったんだけど

その時もブラームスの歌曲「Sonntag(日曜日)」と合わせて

「あっちの“日曜日“はラブリーな気持ちに溢れてるのに、こっちの“日曜日“は悲しい気持ちでいっぱいだね」

って話してて

テレビ番組で取り上げられたと聞いて、ふと「そんなこともあったな」と思い出しました。

ハンガリー語では「悲しい」ってなってるけど、英訳では「Gloomy」になってて日本語では「暗い」になるみたい。

そういえば聞いたことなかったな、と思ってYouTubeで聞いてみました。


暗い日曜日、Gloomy Sunday、Sombre Dimanche...様々な言語で歌われてるみたいだけど

オリジナルのハンガリー語を選びましたが

教えてもらった通り、何回か繰り返して聴いてしまう程、個人的にはとっても綺麗な曲でした。

(お隣さん達のことを考えて、音量は小さめ、あまり長く聴くのはやめたけど)

歌詞も聞き取れて、歌詞を見ながら一緒に歌えたけど・・・乏しい理解力ゆえ、ちゃんと生きてます。

それに女優さん綺麗。

彼女のように呟くように、喋るように歌えたらな、と女優さんを見て思いました。



どうでもいいけど

最近、普段履いていた靴が寿命を迎えたので

少しばかり背伸びをして、密かに憧れていたハンガリーの老舗ブランドの靴を購入しました。

ハンガリーの靴職人が一つ一つ手作りしている、Made in Hungaryの、本革のスニーカー。

(長持ちさせたいから、靴を休ませる為にもNIKEのスニーカーも購入したけど)


食べるものもそうだけど、作り手が見える・感じられるものって

とっても心が優しくなる。

革だから、ゆっくり育てながら履けますように。

気分が落ち込んでるような暗い日曜日でも、気分爽快な日曜日でも

というか何曜日でも、暫くの間は育てるためにも毎日少しずつお散歩してみようかな。