今日から8月。
去年同様、自分と向き合ってる時間が長いからか
本当に時間が経つのが早いなぁ。
芸術というか、音楽における技術と表現について、常々、色々と考えるのだけど
技術も表現も、共に自分の中にあるものを見つける作業だなと。
「先生は何でも教えてくれるもの」と高校生の頃まで思ってたけど
大学生になって1回目のレッスンで
「義務教育は終わりました。ここは大学です。それに、音楽は自ら作るものです。教わる・教えてもらうのではなく、学びたいことは自分で学んで下さい。大学はそのサポートをします」
って言われて
大学生になって、大学院生になって、社会人をして、人様にも教えるようになって、また学生になって、生意気ながら色々と思ったことは
当たり前だけど、他人に成る事は出来ないし、他人が私に成る事も出来ないし、誰よりも裏切るのは自分なのに、自分を見捨てることも出来ないなと。
技術も表現も人に教えてもらうのではなく、既に自分が持っている部品を探して、それら自分の中の部品を組み立てる作業だなと。
そんなことを考えてたら、この前、お友達がニラのお裾分けをくれました。
中国人のお知り合いが、お庭で育ててるんだとかで、お裾分けのお裾分け。
狂喜乱舞しながら豚肉を買ってきてニラ玉にしたのと
冷蔵庫で眠ってた米粉を使って、皮から餃子を作りました。
こういった作業は、頭を空っぽに出来るし、感情も落ち着くのでとても良いと思うのと同時に
頭を空っぽにしてても不思議と考えがまとまる時があるのは
メンタルと体と思考は、独立してる証拠なのかなと。
それを1本化して何かを主軸にコントロールするのが、芸術やスポーツなのかなと。
米粉餃子、とてもモチモチしていて美味しかった。
やっぱりニラ入り餃子は、良い。
それと、スーパーに行ったら、面白いチーズを見つけたので購入しました。
ラベンダーやブルーベリーが入ったチーズはよく購入して食べてるのだけど
遠くから緑色のチーズを見つけて、「ほうれん草入りなのかな」と思って手に取ってみたら
わさびの、ヤギチーズ。(ゴーダわさび)
ヤギチーズの滑らかな感じに、わさびの鼻につんと抜ける辛さもあって、不思議だけど癖になる。
それにしてもヤギ=Kecskeということを、わさびチーズで気づきました。
ずっと、Kecskesajtを見かける・食べる度に「チーズが有名とは聞かないけど、Kecskemét(ケチケメート)産のチーズ(sajt)なんだろうな。」と思ってて
勝手に「ケチケメートはコダーイ・ゾルターンの生まれ故郷だし、コダーイも食べて育ったんかなぁ」なんて思い込んでたけど
いつも疑問が生まれた時の万能Wikipediaにて
ケチケメートの名前は、歴史的にもヤギに由来がある街で、街の紋章?にもヤギさんが居ることを知りました。
この前、目的地に向かう為に、電車で通過しただけのケチケメート。
近いうちに、きちんと時間を作って行ってみたいなぁ。