「異常高温による混乱」が生じてたと思えば
「雷雨による混乱」が生じて
そうかと思えば、金曜の夜からは「雨による混乱」が生じてて
ここ最近、いつでも何らかの理由で混乱してるブダペスト。
激しい雷雨にびっくりして眠気も吹き飛ぶ夜もあるけど
ハンガリー国内でも、気温差が激しくて
とある日のサーモグラフィー?画像を見たら
ハンガリー全体が綺麗なレインボーカラーになってて驚きました。
ブダペストがKánikulaで38度くらいの気温の時
ドイツ・オーストリアに住んでいる大学時代の友達、先輩が
「写真だけでも少しでも夏らしく!この時期に16度!寒い!」とSNSに投稿してたけど
ベルギー在住の先輩も洪水のことを投稿してたし
世界中どこもかしこもお天気が変で、なんだかな。
そんな中、日陰が涼しいうちに家を出て、避暑を理由に博物館に行きました。
国会議事堂の大階段みたい。
初めてハンガリーに来た時
「ハンガリーではどうやって夏の暑さを凌ぐんですか?」
ってハンガリー人に聞いてみたら
「日陰を探して歩きます」
って言われて、いまいち意味が理解出来なかったけど
日陰と日向の温度は、日本で感じていた以上に違うし
最近は若干の遠回りだったとしても、何度も道路を横断しながら常に日陰を探して歩いているので
「日陰を探して歩きます」と彼女が教えてくれたことの意味を
やっと理解出来たなと思う今日この頃。
そんな感じで、日陰だけを探して歩いて博物館に行ってきたのだけど
「住めば都で、住むと観光しない」ことに気付いて
時間を見つけて慌てて神社仏閣巡りをしたり、座禅を組みに行ったりしてた京都の学生時代同様、ブダペストでも同じ。わたしは成長してない。
だから今回、初博物館だったけど、とても興味深かったです。
リストが所有してたピアノも展示されてて、空調設備の網網がリストになってて心震えたし
モーツァルトが旅の時に持ち運んでたミニピアノもあったし(説明文のインクの色が薄すぎて読むのに疲れて、理解が不安だけど)
多分、石器時代等の展示も色々あって
珊瑚の首飾りとか、貝殻の首飾りとか、黒い矢尻みたいなのとか、法螺貝みたいなものもあって
中学生の頃、縄文時代を勉強した時に教科書に載ってたような土器や武器、装飾品、埋葬方法が展示されてて
「国籍・民族・場所関係なく、人間がしてきたことって基本的には同じなんだな」
ということも感じた一方で
「始まりはさほど変わらんのに、どうして今の世界はこんなに一見カラフルに見えるのかな」
と不思議さも感じました。
1番の目的である涼をたっぷり取ることもできたし
今まで入ったことない博物館を存分に楽しむ事ができたし(許せる気温・日差しの強さになるまで、じっくりじっくり展示見てたし)
暑さ凌ぎに美術館・博物館は我ながら、賢いアイディアだと思いました。
ブダペスト市内、まだまだ行ったことのない・見足りない美術館・博物館があるから
次の暑い日、避暑地は何処が良いかな。