先週末から一気に気温が上がって、夏らしくなったのはいいものの
晴天でも、なんだかんだ突然土砂降り、そして再び晴天という感じの、不安的なお天気。
昨日も朝から晴天で、所用で一緒だったハンガリー人と
「夏だねぇ。今からの用事を全て放棄して、今すぐにでも泳ぎに行きたいねぇ」
って話してたくらい暑かったけど
夕方突然雨が降り出して、30分くらい土砂降り。
気温はグッと下がって過ごしやすかったけど
やっぱり突然の土砂降りは、なんだかな。
そう。
ずっと楽しみにしてた、6月10日の日食のことを。
ハンガリーでも金環日食が見れる、と大きな勘違いをしていたからなのだけど
部分日食と知ってからも、やっぱりワクワクしてた日食。
日食や月食、流星群とか、季節の行事とか
小さい頃からワクワクしてしまうのは
教科書が教科書じゃなかった学校だったからこそ、生活の全てが教材になってたし
担任の先生方も、授業そっちのけで課外授業にしてくれたり
その都度、両親も色々と経験させてくれたり、教えてくれたからなんだろうなぁ。
そういえば、サッカーのヨーロッパ大会と、柔道の世界選手権(無観客)がブダペストで開催中だけど
中学生の頃、W杯の時にクラス全員でお願いした結果、授業を途中までやって、試合開始時刻と同時にサッカー観戦に変更してくれたの思い出した。
マジックペンで顔に日の丸を書いて、クラス全員で盛り上がってたけど
後で聞いたら、わたしの学年は全クラスでほぼ全ての試合でサッカーの応援してたのも思い出した。
サッカーのヨーロッパ大会、ハンガリーの試合がある15日と19日は
試合会場だけではなくて、パブリックビューイングも設営されてるし、きっとブダペスト中が盛り上がるんだろうなぁ。
試合観戦の為に、ビールやサラミ、ポテトチップス等が特大サイズになってたり、特売になってるから
今回サッカー観戦する予定はないけど、おやつ確保の為に、お値打ちな今たくさん買っとこうかな。
思い出散歩してしまったけど、日食の話。
5月の皆既月食、ハンガリーは朝の9時前だったから見ることは叶わず。
今回は逆に、ハンガリーにいるから見られる日食。(部分日食だけど)
理系科目、びっくりするほど苦手な教科だから詳しいことはわからないけど
この前の月食が見れたところは、日食が見れないのかな?と思うと共に
地球はやっぱりちゃんと丸いんだなぁと思いました。
6月10日、朝方というか早朝3時頃に目が覚めた時に
まさかの土砂降りで、ゲンナリしながら再び眠りについたけど
起きたら雲一つない晴天だったし
掃除や洗濯を済ませた後、太陽がよく見える場所を探しに出発。
今の時期、しかも部分日食ピークの12時40分頃は
どこにいても太陽は真上あたりにあるはずだから
興奮せずに冷静に考えたら、どこでも見れたんだろうけど。
日食グラスは実家だし、日食グラスがどこに売ってるかわからなかったし
家で使ってるゴミ袋は黒じゃないし
厚紙ピンホールを作って、持参して色々と頑張ってみてたけど、よく見えず。
同じように、1人で太陽を見てたお姉さんが黒い板を貸してくれました。
彼女は、お仕事を抜けて太陽を見に出て来てたみたいでした。
肉眼では欠けてることがわからなくて
「日食ってすごいね」と2人とも興奮しつつも、声のトーン低めでお話ししてバイバイしたけど
Twitterでフォローしてる、ハンガリーのお天気アカウントが
「今日の日食、ハンガリーではこんな風に見えたよ」って写真を投稿していて
欠けてるのが、あまりにもちょっとだったので
自分も、唯一、1枚だけ撮影してた写真を拡大して、よく見てみたら
ほんのちょこっとだけ太陽が欠けてて感激。
クラクラするほどの晴天だったのに
結局12時過ぎには、突然の雷雨に見舞われたし、
雷雨の後は、日差しも強いし、その割に雲も多めで太陽が隠れてしまったりしてたけど
肉眼では気付けなかったけど、ちゃんと日食見れてたし
何よりも、すごく美しくて綺麗な空だったので、よし。
今回なるほど、と思ったけど
ハンガリー語で日食はNapfogyatkozásで
nap(太陽)がfogy(減る)らしい。
単語と単語がくっついて新しい単語になるの、面白い。
あまりの興奮に、思い出散歩もしてしまって長文になったけど
いつかどこかで金環日食、見れたらいいな。