先週、気持ちの分析・整理が出来たはずなのに

なんだか未だにモヤモヤを引きずっているものの

お家はアパートの最上階で

直射日光は入ってこないけど
(だから夏は蒸し風呂にならない)

なぜだか日当たり良好な素敵な物件なので
(冬は暖房つけてなくても、そんなに寒くない)

「空気が冷たくとも、風が強くとも、日差しは春」なここ最近は

普段以上にとても快適な日中。

今日はなんだか、朝は小雨が降ってたし肌寒いけど

昨日のお昼頃、外出した時

「ポカポカだし、目的地は近場だし、上着はいらんな」と思って

薄手のセーター1枚+裸足にパンプスで外出したけど

アパートから道路に出た時、あまりの空気の冷たさと強風に驚いて

慌てて階段を駆け上がって、ライトダウンを羽織って出直しました。

コロナウイルスについて、1日の新規感染者数が9000人を超える日も出てきてしまったけど

わたしの場合、この温度差で体調やられないようにもしないといけないな、

と改めて気付けた、春のポカポカ陽気。

多分モヤモヤしてるのは、春だからかな。



そういえば、ふと無性に気になって調べてみたのだけど

ロックダウンという言葉。

わたしはこれまで「ロックダウン」という言葉を意識して遣わないようにしてるんだけど

というのも、小さい頃から外国語やカタカナ語が苦手すぎて

そもそもロックダウンという言葉の意味を、いまいち理解出来ていないし

自分の言葉で説明出来るだけの理解をしてないから。

「自分が意味の分かってない言葉は遣っちゃだめ。言葉に責任を持ちなさい。分からないなら調べなさい。」

って小学生の頃に先生や両親が言ってたのもあるし

母国語以外での会話が日常になってからは、なおのこと意味を理解してない単語を遣うのは避けてきたし

日本でもハンガリーでも

「単語の意味もわからんと、大口開けて自分で意味の分かってないことを歌ってたらあかんで。」

と言われることも多いし
(だからといって単語の意味を調べて対訳を作っても、一字一句覚えて歌えてるかと言ったら自信がないけど。それは日本語でも同じく自信ないけど。)

大使館からのメールでも常に「制限措置」という言葉が遣われてるし

自分の実感として「ロックダウンって何?」だったからなんだけど

今回調べてみて納得。


手元にある電子辞書の広辞苑には記載がなくて
(2018年に10年ぶりに大改訂されたみたいだから、最新のものじゃないけど)

ウィキペディアには「日本語の辞書には記載がなく、現在のところ定義がない」と明記してあって

日本語は便利だから、外国語をすぐにカタカナを用いて「日本語」の見た目に変身させれるけど

いまいち意味を理解出来ずにいて、分かってなかったことが

時代に取り残されてる&恥ずかしいわけじゃなかったんだ、って思えて安心しました。

以前、友達が

「自由という言葉も概念も、日本語にはもともと存在しなかったはず。なぜなら日本には必要がなかったから。開国してから必要になって出来た日本語だったはず。」

って教えてくれたのを何故か凄く覚えてるんだけど

言葉は生き物だし、この先ロックダウンも日本語の辞書にも掲載される日がくるのかな。

小学生の頃は、鰹節は木屑(木を食べれるように加工した栄養食だと思ってた)、汚職事件は「お食事券」だと思って過ごしてたし

わたしは、色々と謎の勘違いや、自分でも意味のわからん謎理解をしてることが多いから。


先生や友達とのやり取りでは、彼らは「Close」という単語を用いて会話をしてるし
(ハンガリー語でやり取りしてる人はBezárásと言ってたけど、それにロックダウンっていう意味が含まれてるのかは分からないけど)

捉え方、考え方って大事だなと。

外国語・カタカナ語が苦手なことがいい方向に働いてたお陰で「制限」って捉えてたから

多くの出来ないことよりも「出来ること」「許されてること」に自然と焦点を合わせて毎日過ごせてて

だからなのか、最近毎日があっという間に過ぎてて

「時間が足りない!」ではなくて「自分が足りない!」って思ってる自分は
(皮肉にも時間はたっぷりあるから)

我ながら呑気で天晴れだなと。

「本気デアレ」という小学校の校訓と

中学校の校訓の一節「自由と規律を重んじる学園」というのが

在学中から凄く気に入ってるんだけど

制限の中でこそ、本気に、自由と規律を大切にしたい。



そう。

改修工事の為、遂に3月17日から歩道通行禁止、と発表された鎖橋。

車道の通行禁止はまだ少し先みたいだけど

歩道通行禁止に伴って、わたしが好きな川沿いエリアも侵入禁止になるみたいなので

昨日は連休初日だったから「人が沢山いたら嫌だな」と思って避けたけど

残りの数日の間に、どこかでお散歩行こうかな。

明日は革命記念日で祝日だし、既に街中ではたくさんの国旗が掲げられてるけど

コカールダ、これまでそんなに気にしたことなかったけど

この前のKurtág氏の作品がきっかけで、ハンガリーが辿ってきた歴史にますます興味を持った結果

今年はなんだかとても気になってるので

せっかくだし機会があれば、ご縁があれば、手に入るといいな。