あけましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

2021年、健康で笑顔溢れる毎日でありますよう。



まだお正月中ではあるものの

大晦日と年始のことを。

大晦日は、予約していた天ぷらで年越し蕎麦(昼と夜)。


蕎麦は、日本に帰国した際、持ってきていた乾麺。

乾麺だし、賞味期限が切れているのはさほど気にならないので、問題なし。

そしてお店から、水引の嬉しいプレゼント。

それと、ハンガリー人の知り合いが

「大晦日に食べるスープだよ」とお裾分けしてくれたので

レンズ豆のスープ(ソーセージ付)。

レンズ豆のスープで、金運アップを願うって教えてもらったような。

そしてお正月は、こちらで用意できる食材で作ったおせちと、お雑煮。

アジアンスーパーで、紀文の蒲鉾(約560円)とはんぺん(約320円)、それと竹の子の水煮(約530円)が手に入ったので

それ以外の材料は、全部地元のスーパーで調達。

乾燥ゴボウ、お餅だけは、日本から持ってきてたものを使ったけど

もし、ゴボウがなければ白にんじん、お餅がなければトッポギでも代用できるかな。

栗きんとん、オイルサーディンの田作り、きんぴらごぼう、黒豆、紅白なます、伊達巻、お煮しめ、蒲鉾、あとお雑煮。

色々と材料が揃えられない状況で、色々材料を省いたり、代用したりしたけど

(家族がいたら、躊躇せずに冷凍の蓮根1キロとか、鰯1キロとか買えるだろうけど)

お豆を煮るのも、伊達巻も、きんとんも、田作りも(鰯の代用でオイルサーディンだけど)

初めて作ったけど、不甲斐ない点もあるものの、無事におせちらしくなって、一人感激。

特に栗きんとんは、こちらのサツマイモは人参芋という種類で水っぽい&色もオレンジ色で

そこに混ぜ合わせた、市販の冷凍の栗ペーストが洋酒が効き過ぎてるのか

色は味噌っぽく、なかなか驚きの風味で、出来立てこそ「失敗した」と思ったけど

時間がしっかり仕事をしてくれて、ちゃんと味が落ち着いて、これはこれで美味しい。

おせちは、おめでたいお正月を味わえるだけでなく

おせち=品数豊富な作り置きご飯。なので

今のところ、朝昼晩食べてるけど(昨日も一昨日も、朝省略だけど)

その時食べたい物であれば、毎日同じものを食べても

あまり飽きることがないわたしは、(今はおせち食べたいし)とても良いし、毎食幸せ。



散歩の途中に、元日に初詣がてらイシュトバーン大聖堂に行ったら

珍しく英語でミサが始まって(通常はハンガリー語のはず)
音楽もどこか陽気だし、いつものミサと少し違って面白いなぁと感じ

肌の色が異なる、外国人の司教様だったことも嬉しいなぁと思って

なんだかとてもいい気持ちだったから最後まで居たのだけど

最後は司教様が楽器を持って、みんなと歌い始めて、5分近くは歌ってたかなぁ

(どこかの民族楽器じゃないかなぁ・・・中学の音楽の教科書に似たような楽器載ってた気がする)



ミサの終わりは、司教様が降りてきて、帰って行く参列者の皆に肘タッチで挨拶してて

フラッと散歩で教会に行ったつもりが、いいタイミングでとっても良いミサでした。



年末、お正月の説明&おせちのレシピを英訳してる時に「御重」の説明を考えて、書いてて思ったけど

「今年はいい1年になりますように」と願うよりは、

いい1年にするために、素敵な1日を積み重ねる毎日にしよう、と。

年末、レシピ英訳して、本当に良かった。