気がついたらクリスマスも目前で
今日は第4アドベントで、アドベントクランツの4つのキャンドル全てが灯るし
クリスマスにお魚を食べる習慣のハンガリーでは
(イタリア人の友達もお魚食べるって言ってたけど)
内陸国の底力よろしく、スーパーの店頭に並ぶお魚も充実してきたなぁと思う今日この頃。
火曜日、学校に練習に行った時、もみの木が横たわっていて
気分転換に地上階に降りた時、ちょうど作業を開始していて
練習終わった時には立派なツリーに変身。
校舎は開いてても金曜日で今学期が終了して、冬休みになったけど
本校舎と違って、この校舎は一般の人は入れないし
11月中旬以降、全ての校舎内でレッスンも授業も行われていないから
このツリーを見る人はとても少ないだろうけど
だからこそ、毎年ツリーがある場所に今年もツリーがあって、安心。
本校舎、用事がないから今は基本的にわたしは入れないけど
いつものように、本校舎にもツリーはあるのかな。
誰かに見せる、見てもらう目的ではなく(実際このツリー、外からは見え辛いし)
こうやってツリーを飾ってる姿勢に触れると
クリスマスが単なるイベント・祝日ではなくて、ちゃんと意味と意義のあるものなんだろうなぁと。
20歳の頃、映画「戦場のアリア」を見た時
純粋に「実話かぁ。いい話だなぁ」って感動しただけだったけど
今見たら「いい話」以外のことにも着眼出来るのかな。
こういうことって、文化の違いと言ってしまえば簡単だし
わたしの勘違い・間違いかもしれないし
とにかく上手く説明出来ないし
他人からしたら笑われるような、当たり前の事なのかもしれないけど
こういう事にふと気付かせてくれる空気が、凄く凄く嬉しい。
今年のイースターの時期は、家族間でも家の行き来が制限されてたはずで
家族で集まってお祝い出来なかった人が多いし
地方出身の友達は、実家帰れなかった子も多いから
せめてクリスマス当日だけでも家族でお祝い出来るように、そんな特例が出るといいね
と、なんとなく。
そんなわたしは、いつも通ってるパン屋さんに“クリスマスボックス”を注文していたので、受け取りに。
クリスマスメニューは注文販売(プレオーダーが必要)、とのことで
ハンガリーのクリスマスケーキの定番である、“ベイグリ”が一番の目的だったけれど
味も2種類あって、1本(500g、長さにして25cmくらいのロール状)からしか注文出来なくて、味見したいし
他にも、ハンガリーのジンジャークッキーとか、とにかく色々とクリスマスメニューがあって
「どれも美味しそうで、全部食べてみたい」&「どこにも明記されてないけど、値段不明」状態で
お店に連絡してみたら、全てを網羅した詰め合わせの“クリスマスボックス”の存在がわかり
ひとまずそれを。
リボンもついてて、食べる為に箱を開ける度に嬉しい気持ちになるし
Bejgli(ベイグリ)も
Zsrbó(多分ジェルボー)も
Püspökkenyér(直訳だと司教ケーキになるけど、意味合い的に多分シュトレンと同じかな)も
Pasta di Mandorle(なぜかこれだけイタリア語)も
Mézeskalács(ジンジャークッキー)も
Citrom−Diós keksz(レモンとクルミのクッキー)も
謎の焼き菓子も(多分これだけクリスマスメニューになかったと思う&個人的に1番好み)
とにかく全部美味しい◎
そして、一番の目的を忘れてたけど「あぁ、ベイグリは2種類とも注文しよう」と決意。
“締め切り2日前だけど、ベイグリは売り切れました。これ以上受け付けれません。他の商品は注文受付中です”
って情報が出てたのに気づかなくて、締め切られてから1時間後くらいに注文メールしてしまってたみたいだけど
「注文受け付けたよ〜。受け取りはいつがいい?」
とお返事が来てて、無事に注文出来たみたいだし(受取日に関しては、話が止まっててまだ決まってないけど)
クリスマスボックスの焼き菓子、とにかく全部美味しいし、良い。
とりあえず、大切に少しずつ食べていてまだ残っているから
まだしばらくは、美味しいを堪能できそう。
ベイグリ、受け取るの楽しみだなぁ。