アドベント初日の今日。
アドベントカレンダー2つとサンタさん3人(今のところ)をお迎えして、心の冬支度完了。
アドベントカレンダーは、今までスーパーで売ってる数百Ftのものしか買ったことなかったけど
今年は普段より意欲的に過ごす為に、悩みに悩んで納得のいくものを2つ。
善き。
12月を目前に、だんだんと冬らしくなってきて
太陽が顔を見せてくれない、そんな相変わらずの曇天続きで
最高気温も3度くらいまでしか上がらず
最低気温はマイナスな最近で
寒い寒い、と言っても暖かくなるわけでもなく
でもやっぱり寒いなぁと。
「絵画でも描かれているように
詩でも唄われているように
ヨーロッパの冬は太陽がない灰色世界だよ。
その分、春が鮮やかだし、色が映える。
だから太陽がある時期に、存分に日光浴する。」
と、ハンガリーに来る前から聞いてはいたものの
曇っているというか、本当に冬の空は低くて灰色、という印象なのだけど
その曇天もネガティブな事ばかりでなくって
暗くなった時は曇天も街の明かりに照らされて、おまけにモヤ?も加わってとても幻想的で
真っ暗ではなくて、空というか空気全体が
ほんのりオレンジのようなピンクのような、それでいて白い感じがするので
それはそれで良いなぁと。
ただそう感じることが出来るのは
わたしが街の、しかも首都の中心部に住んでいて、車の運転をしないのもあるだろうなと。
あっという間に暗くなってしまった所用の帰り
川沿いを歩いた時、ブダ側の上の方は比較的暗くて落ち着いていたので。
極々稀に晴れる日はもちろん素晴らしいけど、曇天も悪くない。
流石に今年は、ビタミンDの摂取量だけが気になるけど。
そんな極々稀に晴れた日、自然を満喫する為
本格的な冬がやってくる前に!と勢い勇んで
紅葉狩りに1人で山までお出かけしたけど、黄色がとても美しかった。
モミジを紅葉と書くように、秋にはとっても美しい赤の葉っぱになるし
日本の紅葉(コウヨウ)は、紅と書くだけあって
山並みの中にある赤い葉は映えるなぁと改めて感じたし
その一方で、こちらの黄色の葉っぱもとっても綺麗だなぁと。
こちらには黄色に色付く木々が多いのかな。
落ち葉が黄金の絨毯みたいで、それが太陽に照らされると、本当に、本当に綺麗。
晴れた日にしか見ることはできないけど。
そういえば、牛丼を食べて至極の時を味わったのだけど
用事が終わったのがちょうど13時過ぎで
「ご飯、買って帰ろうかなと思ってるんだよねー」
と一緒にいたハンガリー人に言ったら
「ここの近くの牛丼屋さん、日本で食べたのと同じクオリティの味がした!ブダペスト一番の牛丼だと思う!日本人なのにまだ食べた事ないの?めっちゃおすすめ!」
と牛丼を強烈におすすめされたので
帰りに牛丼を買って、帰宅して食べてみたのだけど、とっても美味しかった。
迷うことなく大盛りにしたけど
随分と昔、小栗旬がCMで紹介していた「みそ玉」を参考に
牛丼を電子レンジで温めている間に、お味噌汁を急いで準備。
お味噌汁と合わせても5分以内に、あっという間に食べ終わってしまって
小盛りでは?と感じてしまったくらい、本当に一瞬で平らげてしまって
並にしなくてよかった、と思うと共に、我ながらよく食べるなぁと。
わたしでも足りないのに、ハンガリー人のみんな、お腹膨れるのかな。
牛丼の他にネギ豚丼とかもあったし、並盛を2つ頼むのかな。
今度食べる時は、並盛2種類にしてみようかとも思う。
日本円に換算しても大盛りで600円以下程度で
(メガ盛り、みたいなのがあれば、わたしにはちょうど良いのかもしれないけど)
心にも優しくて、お財布にも優しかったので、大満足。
やっぱり食べること、大事。