なんだか季節の移り変わり等を感じることもあまりないまま

あっという間に8月。


ハンガリー建国記念日の花火も中止が決まり

今年は花火を見ることなく夏を終えてしまうのかな、と思っていたけれど

地元岡崎市が、地元の伝統産業である三河花火の継承支援と、新型コロナウイルス感染症の終息を願って

サプライズ花火を開催、そしてYouTubeにてライブ配信をしていたので

ハンガリーは真昼間の時間だったけど、無事に地元の花火を堪能。

画面越しから虫の声も聴こえてきて、「あぁ、いいなぁ」と。



そういえば

あっという間に2回目の土用の丑の日になってしまったけど

結局ウナギは断念。

その代わりに、ひらぺったい桃。

アルゼンチン在住のお友達からも、フランス留学していたお友達からも

「ヨーロッパの夏といえば、ひらぺったい桃やで!見た目はアレやけど、美味しいで!」

と以前から言われていたけど、アンテナが鈍っていたのかなかなか見かけず。

そして、見かけていても多分気付いておらず。

ひらぺったいというか、赤血球みたいな形してるし

恐る恐る食べてみたけど、とっても美味しい。

皮ごと丸かじりがおすすめ、という事だったから丸かじりしてみたけど


桃だけど、林檎みたいで、もちろん桃みたいで、それでいて梨みたいで、味も食感も全てわたし好み。

しかも、調べてみたら「西遊記」で孫悟空が食べた不老不死の桃と言われてる桃だそうで

そもそも、土用の丑の日にうなぎを食べるのは精力をつける為だし

不老不死になれるのなら万々歳という事で、蟠桃。

人間、季節を「食べる」のは、世界中何処に居ても大切なことだなぁと。

それぞれがそれぞれの場所で、充実した8月を過ごせます様に。