やっぱり長い投稿になってしまったけれど、とりあえず今週1週間のはなし。


先週は、前倒しの「春休み」だった為

今週月曜日から、授業・レッスンがオンラインにて再開。

学生・先生の双方にとって初めての試みで

慣れない事も多くてなんだか忙しないまま

あっという間に過ぎ去った1週間。

そして、どの授業・レッスンでも初回は

「最近どうだった?元気してる?」

といったお互いの近況報告。

授業やレッスンで毎日顔を合わせてたオペラ科みんなの顔を久しぶりに見れて

とてもホッとたし、元気と笑顔になれた◎


そうそう。

普段は学校で練習していて、家では練習しても主に発声メインで

ピアノが必要に感じた時は、携帯の鍵盤アプリを活用していたのだけど、初回のレッスンを終えて

「この状況では鍵盤ある方が便利だなぁ・・・でも電気屋さんが入ってる大型ショッピングモールに行くのも嫌だなぁ」

と思っていたら、というか火曜日の夜に思ってFacebookをひらいたら・・・

偶然にも、お知り合いの方が「どなたかブダペスト在住の方、鍵盤お貸しします」と投稿していらっしゃって、とっても嬉しいタイミング。

すぐにお返事を下さり、その方に鍵盤をお借りすることが出来ました。

木曜のお昼にはお借りすることが出来て、早速帰宅して動作確認してから、我が家でルンルン練習を開始しました。


本当にありがたい。

大切に、ありがたく使わせて頂きます。


「Quarantine期間のコロナウイルス対策」の一つとして

というか、対策ではないけれど

わたしが真っ先に取り組んだのが、張り紙。

これまでも家で練習してることもあるし

これまで苦情が来たことは無いけれど

ちょこっと練習するのと、幾つもの個人レッスンを家で受けながら練習もして…

とするのは、全然訳が違うと思ったので。


在宅勤務、在宅通学も始まっていて

みんながそれぞれに不自由を感じながら生活している状態で

みんなと仲良く暮らしたいなぁと思ったので

大家さんに翻訳のお手伝いをお願いして、ハンガリー語と英語で張り紙をしました。


そしたら、この前、練習だったかレッスンだったか

とりあえず集中して歌い終えて窓を開けたタイミングで

お向かいに住んでいる方が、とてもにこやかに「Minden Redben」と声をかけてくれました。

Mindenは全部、Rendbenは了解、とかそういう意味があるので、

本当にとても嬉しかったし、

「やっぱり煩いよね、ごめんなさい」と思いつつ

「理解してくれて、協力してくれてありがとう」と思ったし

だからこそ、張り紙して良かったと思った。


レッスンでメラート先生と画面越しにお話していても

コレペティのミクローシュ先生が、メラート先生とのレッスンの為に

「次はどの曲が欲しい?」ってピアノを録音したのを送ってくれてるのも

ペーテル先生も、ご自身が送ってくれたピアノ録音に合わせて歌ってるのを聞いて

わたしの発音を直してくれたり、音ミスも指摘してくれるのも

アンドラーシ先生はモノローグのトレーニングで、

わたしだけ英語でレッスンする=わたしだけ別時間で設定してくれてるのも

エステル先生がヨガの動画を作ってくれた時に、説明は全部ハンガリー語だけど

わたしだけの為に英語でテロップ作ってくれたのも

色々、とても本当に嬉しいし

日本でもハンガリーでも、本当に素敵な先生たちに出会えたなぁと、改めて思う今日この頃。


特にメラート先生、ミクローシュ先生には

普段からたくさんのありがとうなのに。

特に今回は、もっともっとありがとうの気持ち。

ただ、自由選択科目で受講していたカタリン先生のロシア歌曲は、

色々と考えて、受講を辞退してしまったけど。

全てのことがハンガリー語で進む中で、なんとなくは理解できる部分があっても

ロシアの政治的な事も多く絡む内容だからこそ全部は理解できなかったし、

誰かが英語で補ってくれて、通訳してくれて、わたしの理解が成り立っていたから。



そんな今日、28日からハンガリーでは外出制限が始まりました。

わたしの理解不足・早とちり、誤訳の為に、正しくない情報を流してしまうのが怖いので

これまで通り、具体的な内容を書くのは控えるけれど

色々と制限項目があるものの、政府発表の英文を読む限り、あくまでも「制限」であって「禁止」ではなく。

わたしの理解では、基本的な日常生活に支障が出るような制限とは思っていないので

行動時間だけには十分に気を付けて

これまで通り、健康に、健やかに、そしてポジティブに。

ハンガリー人をお手本に、自衛をしながらの平常運転で過ごそうと思います。



やっぱりなんだかんだコロナ関連の内容になってしまうから、

マンガリッツァ祭りの事や、お散歩で撮った写真とか、次回こそは違う事を。