4月1日に新元号・令和が発表されてから早1週間。
月日が流れるのは早いなぁと思うばかりなのだけど
5月1日はどんな日になるのかなぁと、思いを巡らせています。
3月25日、リスト音楽院のショルティホールにて行われた「春の声」コンサートにて
日本歌曲と、ハンガリーのオペレッタアリアを、山神壮平くんの伴奏で歌いました。
わたしの青いドレスにあわせた、青シャツを着てステージに上がってくれました◎
そんな心遣いも嬉しい、素敵なピアニストです。
歌の出演はわたしだけだったのだけど、大勢のハンガリー人の前で、「ハンガリー人の大半が知ってる、有名な曲だよ」というハンガリー語の歌を歌うだけでも怖くてたまらなかったのに加え
「ダンス」と指定されている間奏部分があったので、それは恐怖でしかなかったのだけど
指導してくれているアンドレア先生、ミクローシュ先生、簡単なダンスを考えてくれたエステル先生、伴奏してくれた山神君のお蔭で
そして何より、前奏が始まった瞬間「あは~ん」と笑顔になってくれた、多くの温かい心のお客さんのお蔭で、楽しく歌うことが出来ました。

Photo by: András Hartai (Hungary-Japan Friendship Society / Magyar-Japán Baráti Társaság / ハンガリー・日本友好協会)
怖くて仕方なかったダンスも、お客さんが手拍子をしてくれたので恥ずかしさを吹き飛ばすことも出来ました。
「日本人の貴女にとって、この曲を歌うのは難しいことはよくわかってるけど、でも絶対大きな成功が待ってるから!絶対アメージングだから。私を信じて。」
と言って、ゆっくり歌詞を発音したのを録音してくれたり…とにかく本当に感謝。
途中、口がもたついてしまったのが悔しくてたまらないけど…
実は、13日のクラスコンサート(門下コンサート)でも、今度はミクローシュ先生の伴奏で同じ曲を歌うので、次こそは。
それに、5月にあるオペラ科のアリア試験では、ペーチ市にある劇場と、リスト音楽院の大ホールにて、パノン・フィルハーモニー交響楽団の伴奏で歌うので
金曜のレッスンで先生がおっしゃっていたように「リアル・ウーマン」になれるように!

Photo by: András Hartai (Hungary-Japan Friendship Society / Magyar-Japán Baráti Társaság / ハンガリー・日本友好協会)
主催のハンガリー・日本友好協会さまから後日頂いたお写真の1枚が、自分でも笑ってしまうほどとても楽しそうな表情をしていて、とても嬉しかったです。
13日の門下発表会、リスト音楽院の旧校舎のホールにて16時から。
日本語のジャズな曲と、ハンガリーオペレッタ。
あとは、オペラ科のアンナと二人で蝶々夫人の「花の二重唱」、その他にポギー&ベスやハンガリーオペラの合唱パートを歌います。
「今回は重唱やアンサンブルが多い、面白いプログラムにしたいの!」って先生がおっしゃっていて、
他の子たちが、どのオペラのどのアンサンブルを歌うのかまだ知らないので、とても楽しみです。