ルーブル美術館の後は、オペラ・ガルニエへ。


A.スカルラッティ作曲の「Il primo omicidio」(カイン、あるいは最初の殺人)を観てきました。

綾乃さんは、日本でチケットを事前購入していたのだけど

わたしがパリ行きを決めた時には高額な席しか残っていなかったので・・・当日券が出ることを願ってニヤリ

無事10€で当日券を買えました◎

ただ、こんなに高くて、こんな感じで少し見辛い席だったので、上演中3時間ずっと立って見てました。

ただ、天井に近かったので、美しい天井画とシャンデリアを間近で見ることが出来ました。大迫力。

オペラはというと、旧約聖書のカインとアベルのお話で、オケはバロックオケでした。

オケが立奏で、そこにもプルプル興奮していたのだけど

ブダペストに帰って来て、バロックのものもよく演奏しているヴァイオリンのお友だちに報告したら

「ヒロコ、バロックだったら普通だよ」

と言われてしまって目が点になりました。
(知らなかった・・・😂)

何より演出がとってもとっても面白くて、とっても現代的でトリッキーな、だけど作品に忠実な演出で

3時間立ちっぱなしだったのも「舞台を全部見たい!」という思いから思わず立ってしまったのだけど、あっという間に終演でした。

最後のカーテンコール、オーケストラメンバーも舞台上に上がって拍手を貰っていました◎

写真後方にもちょろっと写っているけど、途中から舞台上で演じるのが全員子役に変わって

歌い手はオーケストラピットから歌ってて、子供達は歌真似をしながら舞台で演じて動いてて・・・

とっても楽しい演出でした。



それにしても、ガルニエの外装素晴らしい。

内装はもっと素晴らしい。
ピカピカ~。
顔もニマニマ~。



ブダペストの国立劇場もとっても内装綺麗なのだけど、早く修復工場、終わらないかなぁ・・・。

その④へ続く~。