先日、オペラとコンサートを梯子したのだけど
お昼はマイヤベーアの「ユグノー教徒」を
夜は学校の大ホールでの「Chanticleer(シャンティクリア)」のコンサートに。
グランド・オペラである「ユグノー教徒」は、フランス語上演・英語&ハンガリー語字幕で、全5幕・4時間の超巨大作品で
途中から字幕を読むのを諦めて、音楽に集中していたのだけど
歌ってみたいなと思った素敵なアリアとも出会えたので良し。
オペラ史の授業で、この作品の成り立ちや背景等を勉強した際「一回は見とくべき」と先生も言っていたし、いつか見たいなと思っていたのと
「4時間・・・長いから行くか迷うなぁ」と思ったものの、日本ではまず上演される機会が無いだろうなと思ったので。
演出はクラシカルな衣装で、舞台装置もクラシカルだけど、現代的な要素も盛り込まれていて、ほぼ白と黒で統一されていて、個人的にはとても好みのステージで満足の帰宅。
行って良かった。
そして、夜。
夜のコンサートは、もう本当に大興奮でした。
本当に素晴らしかった!
京都の師匠が同志社グリーのボイストレーナーをしている繋がりで
何度か練習にお邪魔したのがきっかけで「男声のアカペラっていいなぁ」と思うようになったのだけど
このグループのことは何も知らずに
「あ、男声アカペラのコンサートあるんだ。この日は試験終わってるし、面白そうだから絶対行こう」と思っていて、行ってみたら本当に素晴らしかった!
12月だったか11月だったか・・・MüpaにThe King's Singers(キングズ・シンガーズ)を聞きに行ったのだけど
その時も感動したけれど、今回はその時以上の興奮で、一週間近く経った今でも未だに興奮覚めやまぬコンサートでした。
曲毎にフォーメーションも、舞台の使い方も全てを変えていて
コンサート開始から、アンコールまで、2時間半近く、休憩中でさえ1秒足りとも飽きない、退屈しない、ワクワクしたエキサイティングな時間で
人間の声の無限性を体感しました。
人間の声って、身体1つで何にでもなれる。
シャンティクリア、また演奏を聴けますように。