先週は一週間があっという間。

速かった、と言っても間違いではないんじゃないかと思うくらい早かったです。

木曜は、大学院オラトリオ科のお友達の試験で1曲お手伝いして

金曜には無事自分の試験も終わり、このセメスター全ての試験が終わりました。

お友達の試験は、シューベルトのG-durミサ「Benedictus」をお手伝いしたのだけど

人の試験をお手伝いするのは、自分の歌唱試験以上に緊張することを学びました。


オペラ試験が終わってから、本当にあっという間。

本当に、先生が毎日レッスンしてくれて有り難かった&助かった・・・。

自分の試験は"オペラロール"という名前の科目だったのだけど

「オペラ2本(2役)を勉強して、試験当日、舞台上で指定された複数箇所を暗譜歌唱」

という試験内容で、もちろん歌うのはわたし一人なので、重唱だったり会話シーンの相手パートは

指揮者の先生がピアノを弾きながら&歌いながら&わたしが歌うところは合図をくれたりサポートしてくれる・・・!

起きてる間は、ご飯食べる以外基本的に歌っているか、暗譜する為に歌詞を唱えていて

試験でどこが当たるか分からない恐怖、そして何より「覚えられない」という恐怖で

恥ずかしながら、この年齢で生まれて初めて「試験が怖い」という理由の腹痛、食欲不振、睡眠不足というのを経験。

オペラの試験同様、歌い終わったらすぐに先生方が会議をし、再び舞台上に呼ばれてその場で成績が言い渡されるシステムでした。

試験が終わってみればパーっと視界が晴れて、全ての問題は解決。

食欲も眠気も復活。

帰宅してお昼寝したら見事メンタルもフィジカルも復活。

それにしても、アリア歌唱試験を含めたら12月中旬から始まった試験期間(他の専攻は1月が試験期間みたいだけど)

いつも周りの優しさに救われてて

日本はもちろん、アルゼンチン、インド、ドイツ、フランス・・・といった、離れている優しさにも救われていて

わたしの世界は"ありがとう"と"感謝"で成り立ってるなぁ・・・と。


そういえば、この前行ったパブのロフトからの写真。
ハンガリー人の友達と行ったのだけど、「たくさんの洗濯バサミがある!」って興奮してたら

「ここのお店の名前は、ハンガリー語で"クリップ"って意味だからだよ」と。

とても単純明快でシンプルなお店のアイデアが、とても素敵だと思いました。


それにしても相変わらず寒い毎日のブダペスト、最近はインフルエンザが流行っているようなので、

この一週間、四六時中声を発していたからなのか

思ってた以上に喉というか身体の疲れを実感している&テストが終わって解放感に溢れている&やっと休める今

ここにきて体調崩さないように気を付けねば。