話題になってた「万引き家族」
ハンガリーでも1月10日から、幾つかの映画館にて上映開始(16歳未満にはお薦めしませんマーク付)。
ハンガリー語のタイトルには、家族という単語はなく、シンプルに"Bolti Tolvajok"。
レッスン後、マクドナルドにて遅めのお昼を食べてたら
何故だか突然「あ、観に行こう。今から行こう。」と思って、慌てて上映してる映画館・時間を調べて、いそいそと一人で行ってきた。
いつも21歳くらいに見られるけど、チケット買う時年齢確認されなくて良かった。
オペラ頑張った自分への労いと
24日と25日の必修科目の歌唱試験&オラトリオ科の歌唱試験お手伝いの活力の為。
1年半、目の前を歩いてても映画館だと思ってなかったところが映画館だったという驚き。
入り口からは想像できなかったけど、とっても広くて、お部屋も幾つかあって
突然思い立って行ったのに、後方の真ん中の、個人的にはベストな席で鑑賞できました。
椅子もゆったり座れるサイズでした。
隣に座っていた人が映画が始まる前、何かハンガリー語で話しかけてきてたのだけど
「ハンガリー語が喋れないので、英語でお願いします」とお断りしたら
「申し訳ない!あ!君は日本人かい?これは日本の映画だよね!君は日本人、日本映画!わーお!」と
英語でお願い、とお断りしたのに、ハンガリー語でお話しし続けて下さって、結局最初から最後までその人とずっとハンガリー語でやり取り。
日本人の隣で日本映画を鑑賞することが、とっても嬉しかったんだと思う。
結果、わたしも嬉しかった。
肝心の映画は、日本語音声・ハンガリー語字幕。
だから問題なく鑑賞できたし、所々わたしでも理解できるハンガリー語字幕に「ふむふむ、字幕になるとこうなるのか」と思ったり
逆に日本語の曖昧さが「難しいな」と思ったり。
映画の感想は、わたしが書くとペラペラなものになるので割愛。
ただ、冒頭のシーンで、日本のどこにでもあるスーパーの野菜売り場・お菓子売り場のシーンに
「おおおお!日本だ!日本のスーパーだ!」
と感激してしまったし
画面の雰囲気(フィルターというのかな、なんというのか画の雰囲気)にも、ハリウッド映画にはない日本の雰囲気を感じたし
日本がギュッと詰まってる映画でした。
「おねしょ対策には、寝る前に塩を舐める」とか「下の乳歯が抜けたら、屋根に投げる」
といった日本の文化?は、文化の異なる人達にはどう映ったのかな。
少なくとも、塩を舐めるシーンでは、何人もの人がリアクションをしていたし
所々いろんな人がリアクションをしていて、それも新鮮でした。
映画を見たあと、コロッケが無性に食べたくなりました。
コロちゃんコロッケか、ファミマの牛肉コロッケ!!!
コロッケ、食べたい。
話は逸れたけど、素敵な映画を見ることが出来ました。