この前、コンサートカレンダーを見ていたら

とても面白そうなプログラムのコンサートを見つけたので行ってきた。

学校のホールで行われるコンサートは、在学生は無料の学生券が用意されているのがとても有難い。


昔、「トリビアの泉」という雑学テレビ番組でも取り上げられたことのある

ジョン・ケージの「4'33"」が、大ホールにて、オーケストラで「演奏」されたのだけど

もう面白くて面白くて仕方なかった。


学部生の頃、西洋音楽史の授業で

「なかなか演奏される機会がないですが、こんな作品があります」

って教わった曲が、やっと。

3楽章編成という事は、今回初めて知ったのだけど

大編成のオケが舞台上に居ながら4分33秒間、全員が「休み」という、圧巻の曲。

Wikipediaには「ピアノで演奏されることが多い」って書いてあったけど、贅沢にもオケ!



これは、「演奏」が始まって直後の写真で・・・

隣に座ってた作曲専攻のイスラエルの子と一緒に写真を撮ってみたんだけど

演奏開始から、曲が終わるまで(正確には指揮者が棒を置くまで)

ホール全体がワクワクしている空気に包まれていました。

指揮者もちゃんとタクトを振る、というかポンっと合図していたし

みんなが「音」に耳を澄ませてて、誰かの咳払いにホッとするというか、不思議な感覚。


演奏会の1曲目のプログラムということもあるかもしれないけど

あんなに集中し続けて音に耳を傾けたのは初めての経験だったし

あんなに客席全体と一つになった感覚を味わったのも初めての経験でした。


その後は、アイヴス、コープランド、バーンスタイン、エリントンという

アメリカを代表する現代作曲家たちの作品で、最後はドヴォルジャークの新世界!というアメリカンなプログラム。
(新世界とはアメリカのこと、と昔学んだ)


プログラムを見た瞬間に「うぉぉぉ!すごい!アメリカン!」とテンションが上がって

当日は体力的・体調的に行くか迷ったけど、やっぱり行って良かった。


アイヴスに関しては、これまた西洋音楽史の授業で

「この人は素晴らしい作曲家ですが、同時に有能な保険屋さんでもあります」

という先生の言葉だけを覚えていて・・・

「保険屋さん!すごい!この曲好き!」と思って聴いていました。

先生の言葉って、どうして本題ではなくて、エピソードだけを強く覚えてるんだろうか・・・。


とりあえず、善き演奏会その①でした。