7月後半、ハンガリーのお家に戻って来ました。
今はお休みで学校もクローズ期間なので、お家で練習したり、向田さんとピアノリハーサルしたり、相変わらずお散歩したり、そんな毎日。
街中に冷房設備も殆どないのでハンガリーも暑いですが、やっぱり日本のが暑かったと染々思う今日この頃です。
日中も、手元の温度計は32度以上を示している日もあるけど、締め切って練習してる時以外は、基本的に暑さを感じず。
夜も、お部屋の温度は30度越えてたりする時も少なくないけど、湿度が低いのか全く不快ではないです。
湿度計、買おうかなぁ。
最近は、殆ど雨が降らず、毎日基本的には晴れているのに、突然嵐がやってきたり。
この前は、晴れているのに1時間くらい雷鳴が轟いていた後、モクモクと曇り出し、1時間近く雷雨。
雷鳴が本当に大太鼓みたいでした。
日本の雷神様も大きな太鼓を背負っているし、「西洋音楽でも雷鳴の様子を大太鼓で描写される」と大学の授業で聞いたような、ないような。
J.シュトラウス2世の「雷鳴と電光 (Unter Donner und Blitz)」は、本当に題名そのまま、雷鳴を大太鼓、電光をシンバルで表してる曲なのだけど
「大太鼓=雷って・・・」と思っていたけど
動画には撮れなかったけど、本当に「ドコドコドコド・・・・・ドドドドドン!」っていう雷鳴だったので
「音楽のまんまだ、すごい!大太鼓だ!」と、家の窓から思わず動画を撮りました。
晴れている中で雷鳴轟いていた時は、雷とは思わず
「また近くで何か工事してるのかな」とか「なんだか色々と激しい一日だな」と思ってたくらい。
雷の音なんて注目したことなかったし、もう少しパリッとした音の印象だったのだけど、本当に大太鼓みたいで、なんだか衝撃を受けた雷でした。
そして先日、暑いなぁと思いながら街中を歩いていた時
密かに待ち望んでいた「ハンガリー水道局の水」を貰うことが出来ました◎
日中の気温が30度(だったはず)を越えた日に、水道局(だったと思う)の粋な計らいで
通行人に水を無料配布してくれています。
何処かのネットで「無料配布してるらしい」というのを見つけてから、「どこで貰えるんだろう!」と1人ワクワクしていたのだけど、遂に。
冷たくて気持ち良かったので、暫くの間、体を冷やすのに使いました。
ご覧の通り、開封口はなく、保冷パックみたいなビニールパックの中にお水。
(「水道水はそのまま飲める」と地球の歩き方にも掲載あり)
その場でハサミを持っているスタッフを探して開けてもらっている人もいましたが
手渡してくれたお姉さんはハサミ持ってなかったので、体を冷やした後、歩きながら開けることにしました。
何の変哲もない普通のお水だったけど
ビニールが柔らかかった(開けるの大苦戦)から飲むというより吸水したのだけど(ストロー欲しかった)
なんだか嬉しい気持ちになりました。
そんなお天気。
それはそうと、最近またブダペスト中で映画の撮影クルーを見かけるのだけど
(しょっちゅう何かしら撮影してる&今回もお家の近くでも撮影があります)
今回は、ターミネーターの撮影でシュワルツェネッガーが来ているんだそう◎
(ピアニスト向田さんがシュワルツェネッガーのことを教えてくれて、調べてみたら「シュワルツェネッガー、自身の誕生日にターミネーターの撮影の為ブダペスト入り!」というハンガリー語の記事を見つけました。)
5月頃は、ウィル・スミスが撮影でブダペスト滞在してました。
流石に「映画の撮影します」ってハンガリー語の貼り紙には、フィルム名までは書いてなかったけれど
別の場所で見かけた撮影スタッフは、アメリカの映画会社っぽかったので
このクルーはアメリカから来てるのかな=自宅の近くにもシュワルツェネッガー来るのかな?
なんて思いました。
我ながら都合のよい解釈です、でも良いのです。
ただ、全部ひっくるめて、そんな街で学べていること・学ばせてもらえてることが嬉しいです。