様々なことに集中して取り組んでいたら、あっという間に過ぎ去っていき、

前回ブログを更新してから1ヶ月程が経過。

Instagramを始めてみたところ、新しい物好きなわたしは、案の定Instagramを頻繁にポチポチ。

Twitter、Facebook、Instagram、Amebaブログ・・・媒体がたくさんあって、面白い世の中だなぁと。

Facebook、Instagramでは頑張って英語更新してみたりしているけれど、英語力(ハンガリー語も)の向上に繋がりますように。

そんな感じでゆるゆる、なんとなくの総括を。


オペラ、とても楽しかった!

オペラの衣装はこんな感じ。


重々しい雰囲気のオペラでしたが、袖ではみんなで「天使にラブソングを」ごっこをして、楽しくしていました。


日本人コンサートでは、個人的に「春」と「想い」をテーマに日本歌曲を3曲、(ピンク似合わないけど)ピンクのドレスで、山神壮平君の伴奏で演奏しました。




「初恋」も歌ったのだけど、終演後「僕の初恋はね~」と自身の思い出をお話して下さった方もいて、

メラート先生がレッスンで仰っていた

「この演奏会、歌はヒロコしかいないのよ。ヒロコの楽器は"日本語"だよ。こんなに素晴らしい楽器、他にないわよ。言葉が違う(お客さんは日本語わからない)からこそ、ちゃんと歌の内容を"日本語"に乗せて聴かせる。描いてね。」

っていうことを、肌で感じました。


いつもお世話になっているチェロっ子の陽介くんともご一緒でした。
(陽介くんも春らしくピンクのネクタイ。考えることが似ていて、いつも笑ってしまう。)


日本人コンサートの翌日は、再び陽介くんと二人で、「ハンガリー・日本友好協会」の定例会でのアトラクションで演奏させて頂きました。

陽介くんにチェロで伴奏してもらって歌うのは、とっても楽しかったです。



実はオペラの最終日の翌日から、1週間ほど日本にちょっぴり帰国もしました。

殆ど家族くらいにしか伝えずに帰国したのですが

(地元の歌の先生を突撃訪問したら、先生は一瞬固まって、その後大笑いして喜んでくれました❤)

お友達含め、会う人会う人、みなさん「会いたかったよ~」と仰って下さって、お陰でブダペストに戻ってからは、より集中して歌に取り組めました。



わたしは努力という言葉が嫌いなので、日常的にも「努力」を意識しなかったり、言葉そのものをあまり遣わないようにしているのだけど

色々頑張っていることが、頑張ってきたことが、実を結べないかもしれない。

もちろん結べたら嬉しいし、仮に結べなくても無駄なことはひとつもないんだろうなぁと思ってみたり。



それはそうと、Joyce Didonatoさんのコンサートに行きました。(約200円で楽しめる学生券万歳!)

6月に入ってから、ほぼ毎日彼女のYouTube動画(彼女の歌唱はもちろん、彼女のマスタークラス)を見ていたのだけど

「いつも画面の中にいる人が、目の前に!同じ空間で!歌ってるぅぅぅ!」

と大興奮なコンサートでした。

プログラムと一緒に彼女からのお手紙が渡され


彼女の問いにお返事が書けるシステムにも心動かされましたし

アンコールでの彼女が観客に話してくれた、"Where is peace?"という、力強く愛の溢れるメッセージ、そしてアンコールピースにも涙が溢れました。

終演後、ロビーにてサイン会が行われていたので、迷うことなく参加したのですが


お一人お一人との時間を大切に過ごして下さったので

その時、もちろん拙い英語だけど、興奮しながらも自分のこと、感謝を伝えることができて嬉しかった。

(これまで来日アーティストの楽屋待ちでは、興奮ゆえに思考停止して"サンキュー!サンキュー!"しか言えてなかった・・・)

「9月か10月か忘れちゃったけど、ジュリアードで今年もマスタークラスするわよ。貴女の歌を聴いてみたいわ。」

と言って下さって、申し込み方法も教えて下さって。

最後、握手しながら「頑張ってね!29歳なんてまだ若いわよ!(日本語で)ありがとう。」と。(他の誰とも握手してなかったのに!)

マスタークラスに申し込めるかは、ちょっとわからないけど、頑張ろうと思いました。


珍しく「音楽留学生」っぽい内容になりましたが、そんな感じ。