5月になりました。
「March winds and April showers bring forth May flowers.」
(3月の風と4月の雨で5月の花が咲く)
という言葉の通りだなぁと思う5月。
突如、けたたましい雷と豪雨の嵐がやってきた夜も幾日かあったのだけど、あれは恐らく春の嵐かな。
そう。
5月1日は、ハンガリーはナショナルホリデーで、様々なイベントをしてました。
ドリフトイベント?と、お城でのイベント。
ドリフトイベントでは、かっこいい車たちがブンブンしてました。
車に詳しいわけではないけれど、かっこいい車は見るだけで惚れ惚れします。
お城でのイベントでは、移動型遊園地もあって、とても賑やかで、日本の子供祭り(端午の節句の次期に、日本各地で行われてる子供向けお祭り)みたいでした。
ヨーロッパ各地からの団体観光客もたくさんいて、ブダペスト中がとっても賑やかでした。
それにしても、本当にいいお天気で、写真を見返していても染々思うのだけど、まるで夏。
あと、本当にお花が綺麗。
11月の万霊節の時に「5月ってどんなだろう」と思ってワクワクしていたけど
ワクワク以上の鮮やかな景色の5月です。
冬の間止まっていたマルギット島の噴水も、復活。
音楽と共に噴水があがっていて、とても綺麗です。
5月中旬、オペラのコーラスに参加させて頂けることになりました。
恐らく、国立劇場の教育プログラムなんだと思います。
わたしは、ヒンデミット作曲の「Sancta Susanna」という作品に参加するのだけど
Hungarian premiereってなってたから、よくわからないけどハンガリー初演なのかなぁ。
それだけでもワクワクするのですが
エルケル劇場のホームページにも掲載されていて(コーラスだからわたしの名前は載ってないけれど)
本番はKiscelli Museumというところですが
お稽古でエルケル劇場内の練習場に行く度に、ワクワクしています。
この前、衣装オフィスにて採寸を行ったのだけど
今日は、お昼と夜のお稽古の合間に、衣装合わせがありました。
てっきり、既存の衣装の中からサイズを探して試着かな?と思っていたけど、行ってみてビックリ。
一人一人の衣装を1から作って下さっていて、仮縫い状態の衣装を試着して、その上から安全ピンやチャコペンで印をつけたり・・・。
修道女のイメージなので、「天使にラブソングを」のような衣装なのだけれど
とっても丁寧な作りで、鏡の前で立ってるだけでとってもワクワクしました。
お稽古中も(諸連絡も)ハンガリー語で、相変わらずちんぷんかんぷんなのだけど
助けてくれる人がたくさんいて、お芝居の指示も、分かりやすいように擬音をたくさん使って同時英訳してくれて
ジョークも可能な限り同時英訳してくれて・・・たった一人の外国人の為に有り難く、申し訳ないなぁと思います。
また、同じく5月中旬にリスト音楽院で行われる、日本人留学生コンサートにも推薦して頂き、そこでも歌わせて頂けることになりました。
問題も課題も全てがエベレストレベルで山積みだけど、頑張らずに、背伸びをせずに、笑顔で、毛穴全開で、と思います。
なんとなく、超高速のグルグル回るマシーンの動画。
とても、賑やか。